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レディー・ガガ告白の「激痛」難病 原因は思春期の“ある”こと?

9/24(日) 11:30配信

ホウドウキョク

活動休止を発表していた人気歌手・レディー・ガガさん(31)が、「現在、線維筋痛症(せんいきんつうしょう)を患っていて、闘病中だ」と明かしました。

主治医選びで大切なことは?

激痛が走るも、検査では「異常なし」

「線維筋痛症」は、全身に激しい痛みが起こる原因不明の病気です。
しかも、確かに痛みは存在するのに体のどこにも異常は見られません。血液や尿検査、脳波、心電図、X線検査、CT、MRI画像などでは異常がないのです。
では、患者数の少ない、まれな疾患かというとそうでもありません。
厚生労働省の研究班による住民調査によって、「線維筋痛症」患者数は一般人口当たり1.7%、約200万人と推計されました。
これは、一般人口当たり2%前後の欧米の患者数とほぼ同じです。

わずかな刺激が大きな痛みに!

症状としては、思い当たる原因がないのに、体のある部位のしつこい痛みから始まります。
やがてその痛みが全身のあちこちに広がり、さらに全身のこわばり、しびれ、口や目の渇き、頭痛など多彩な症状を伴なっていきます。
爪や髪への刺激、服のこすれ、気圧、気温、光、音などあらゆる外的刺激を、時に激痛として感じるため、外出が苦痛になるなど社会生活が困難になります。
また、痛みに対する不安から「うつ病」の合併率は30~50%、ストレスを我慢して内在化させる「失感情症」も44%と高くなっています。

特異な2つのステップで発症!

「線維筋痛症」の原因ははっきりしていません。
ただ発症には、非常に特異な2段階のステップがあると考えられています。
1ステップ目は、思春期に受けた虐待やトラブル、手術や事故などによる外傷、PTSD(心的外傷後ストレス障害)です。
2ステップ目は、それから一定の時間経過後に、さらに外傷、手術、身内の不幸や離婚など、新たな外傷やストレスが加わることです。
それらがトリガーとなり、脳が外部刺激の処理をミスしてしまい、実際に受けた何倍もの刺激を感じて発症すると考えられています。

日本の場合、男女比は1対5~8。年齢30~50代と中年女性にシフトしていますが、10代での発症もあり、全年齢層にわたっています。
また「線維筋痛症」には発症しやすい性格があり、「几帳面」「完璧性」「強迫性」の3タイプとされています。

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最終更新:9/24(日) 11:30
ホウドウキョク