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新党が神奈川県内全区に擁立方針 民進党県連、新たに3人離党へ

9/24(日) 7:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 小池百合子東京都知事側近の若狭勝衆院議員らが近く結成する国政新党が、次期衆院選で神奈川の全18選挙区に公認候補を擁立する方針を固めたことが23日、分かった。1区に元衆院議員の長島一由氏(50)、3区に同、勝又恒一郎氏(54)、10区に新人で県議の市川佳子氏(53)、13区に新人で元衆院議員秘書の太(ふとり)栄志(ひでし)氏(40)が出馬する方向で調整していることも判明。勝又、市川、太の3氏は民進党の公認候補予定者で、離党する意向を固めた。同党では他にも複数人が離党し、県内で新党からの出馬を検討している。

 関係者によると、新党は既に県内の15選挙区で候補予定者を固めた。残る3選挙区のうち2、5区は近く決める方向で、11区でも擁立に向けて調整を進めている。多くの選挙区で、民進党の公認候補予定者となる総支部長や地方議員らが名を連ねるとみられる。

 今回離党の意向を固めた勝又、市川両氏は細野豪志元環境相が設立した派閥「自誓会」のメンバー。太氏は同党を離れた長島昭久元防衛副大臣(比例東京)の秘書を務めていた。

 同党では、ほかにも県内の複数の総支部長が離党を検討しており、解散直前の打撃は避けられない見通し。県連内からは「このタイミングの敵前逃亡は許されない」といった批判が続出、執行部は「離党ドミノ」に対応して対抗馬の擁立を急ぐ構えだ。

 新党には、既に民進党に離党届を提出し、除籍(除名)処分となった笠浩史氏(52)=9区、後藤祐一氏(48)=16区=をはじめ、松沢成文参院議員(神奈川選挙区)が加わる見通しで、若狭氏らと協議を重ねながら結成の準備を進めている。松沢氏の衆院へのくら替えはないとみられる。

 長島氏は逗子市長を3期、民主党衆院議員を1期務め、今夏の横浜市長選に出馬し落選した。勝又氏は県議を経て民主党衆院議員を1期務めた。市川氏は川崎市議を経て2011年の県議選で初当選し、現在2期目。太氏は長島昭久氏秘書を経て16年に13区総支部長に就いた。