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巨人は無償でも“厄介払い” 山口俊めぐりオフ争奪戦勃発か

9/26(火) 11:53配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日本プロ野球選手会は25日、巨人・山口俊(30)が都内の病院で警備員を負傷させ、出場停止や罰金、減俸などを科されたことに対し、処分見直しの交渉に応じるよう文書で巨人に申し入れたと発表した。

 選手会は総額1億円以上の罰金、減俸は重過ぎる上、契約解除をちらつかせて複数年契約の見直しに同意させたのは野球協約や独占禁止法に違反すると主張。8月下旬に見直しを要求したが、巨人から回答がないとして、選手会と交渉するよう求めている。

 一方の巨人は今月4日のプロ野球実行委員会で、処分は妥当で契約見直しも野球協約や法令に違反しないとの見解を示している。鹿取GMはこの日のヤクルトとの試合前に「まだ(文書を)読んでいないから分かりませんが、どうすればいいですかね?」と報道陣に逆質問。困惑した様子だった。

 選手会は山口俊の側に立ってはいるものの、当人としてはこれ以上騒がれるのは本意ではないという。選手会が山口俊の処分見直しを主張するほど、巨人がますます態度を硬化させることも気にしているようだ。

「巨人もこの問題を蒸し返されることに辟易している。今季終了までの出場停止処分だから、巨人が4位のままなら、週明けの10月3日にはシーズン終了で処分が明ける。そこからはトレード要員になるかもしれない。ただ、推定年俸8000万円のままでは難航するとみられていたが、このオフは無償に近い形でもいいから、引き取り手を探すとの情報がある。昨オフのFA獲得時の投資額はバカにならないとはいえ、それでも“厄介払い”がしたいのではないか。山口俊はまだ30歳。右肩は治っていて体調面も問題ない。選手同士の交換や金銭が生じるものではなく、引き取ってくださいという無償トレードというのは異例だが、かつて小久保がこれでダイエーから巨人へ移籍したことがある。このオフ、大谷がメジャー移籍する可能性が高い日本ハムや、防御率が4点台で投壊状態の中日など、カネにシビアな球団でも、無償なら積極的に交渉に乗り出すかもしれません」(球界関係者)

 クライマックスシリーズ争いの方は、4位巨人がヤクルトに5点差をひっくり返す逆転勝ちを収めたものの、3位DeNAも勝って1・5ゲーム差はそのままだった。

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