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黒潮 12年ぶりの大蛇行 潮位が高い秋は高潮に注意

9/29(金) 15:21配信

ウェザーマップ

 29日、気象庁および海上保安庁は、黒潮が2005年8月以来、12年ぶりに大蛇行しているとみられると発表した。黒潮の蛇行は、今後少なくとも1か月は続く見込み。 

 黒潮は今年8月下旬から和歌山県の潮岬を離岸し、東海沖において、北緯32度より南まで大きく離岸して流れる状態が続いている。
 海上保安庁の測量船「海洋」が今月27日に行った観測によると、潮岬で黒潮が安定して離岸しており、東海沖において流れが最も強い所の最南下点が北緯32度よりも南に位置していることが確認できた。

 黒潮の流路が変わると、船舶の経済運航コースや突然の大波が発生しやすい海域がかわるなど、影響が及ぶことが予想される。
 また、秋は1年の中でも潮位が高い時期である上に、東海から関東の沿岸では黒潮流路の変動により潮位が上昇するため、低地の浸水などが発生する可能性がある。
 特に、台風や低気圧が接近した場合は、さらに潮位が高くなるおそれがあるため、一層の注意が必要だ。

最終更新:9/29(金) 15:21
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