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幻の大太刀「蛍丸」復元 女性ファン歓声

10/1(日) 8:45配信

岐阜新聞Web

 終戦直後の占領軍の武器接収で行方不明となっている阿蘇神社(熊本県阿蘇市)にあった旧国宝の名刀「蛍丸(ほたるまる)」が、岐阜県関市の若手刀匠らの手によって復元され、1振りが30日、関市南春日町の関鍛冶伝承館に寄贈された。29日まで一般公開される。
 蛍丸は1メートルを超える大太刀でありながら、繊細な彫刻が施されている。復元したのは福留裕晃さん(32)=関市神野=と、弟弟子の興梠(こおろき)宏明さん(36)=大分県竹田市=。2005年11月にプロジェクトを立ち上げ、現存する押形や墨絵を基に復元した。今春3振りを完成させ、1振りを阿蘇神社に奉納した。
 同館で行われた寄贈式には、日本刀を題材にした人気ゲームをきっかけに関心を持った「刀剣女子」ら約100人のファンが詰め掛け、幻の名刀に歓声を上げた。福留さんは「たくさんの方に興味を持ってもらって本当にうれしい。刀の奥深さを知ってもらえたら」と話した。
 同館では蛍丸とともに、横綱稀勢の里土俵入り太刀、国際見本市ミラノ・サローネに出展されたHonsekitoも展示される。稀勢の里関の太刀の公開は8日まで。

岐阜新聞社

最終更新:10/1(日) 10:33
岐阜新聞Web