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「東京ー名古屋」は空飛ぶクルマで。日本は乗り遅れるな!

10/1(日) 21:04配信

ニュースイッチ

世界で来年以降に実用化を予定

 自動車業界は自動運転技術開発が話題の中心だったが、次は空飛ぶ車の時代だ。

 基本的機能は「道路を走行できるサイズだが、空中移動もできる」というもの。この範疇(はんちゅう)で、大きく分けて飛行機の翼にあたるものが伸びてきて空を飛ぶタイプ(滑走路にあたるものが必要)、プロペラがついていてヘリコプターのように空を飛ぶタイプ(その場で離陸可能)がある。

 中にはモーターボートのように水上移動もできるもの、さらに自動運転技術との合わせ技で、目的地まで自動で運んでくれるといったものも開発されている。

 この話を聞いても「そんなもの飛ばす場所がないだろう」と思いがちだ。たしかに、日本は過密化して規制も厳しくてそうかもしれないが、実際には海外メーカー数社が来年以降実用化を予定している。

 それどころか、開発・生産の目途が立っていて、すでに、予約販売が開始されようとしている。1台当たりの価格は安くても5000万円以上、さらに、広大な私有地などを持っている一部の富裕層だけが現在の販売ターゲットだが、空飛ぶ車が現実のものとなるのは確実な状況だ。

 国内でも6月頃から各種経済誌やテレビでも取り上げられる機会が急増している。きっかけは日本版空飛ぶ車開発のプロジェクト、カーティベーターがトヨタグループから出資を受けたというリリースによるものだろう。

 しかし、トヨタグループの出資はわずか4250万円。海外では、大手IT企業などが数十億単位での投資を行っておりスケールが違う。カーティベーターでは2020年の東京オリンピックでの聖火台への点火を空飛ぶ車で行うことを開発目標としているとのことだが、その頃、海外では空飛ぶ車によるタクシーの実用化が予定されている。国内でも動きが活発化しているのは好ましいものの、まさに“周回遅れ”といった印象だ。

 日本は過密化と規制の問題で実用化は相当先だが、世界的には待ったなしの状況である。

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最終更新:10/1(日) 21:18
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