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茨城県の酒類卸会社、細野西蔵が特別清算開始

10/2(月) 12:57配信

帝国データバンク

 (株)細野西蔵(TDB企業コード:250259227、資本金2000万円、茨城県土浦市卸町2-4-8、代表清算人細野恒久氏)は、9月20日に水戸地裁土浦支部より特別清算開始決定を受けた。

 申請代理人は増本善丈弁護士、高橋祥子弁護士(東京都新宿区左門町3-1、スプリング法律事務所、電話03-3352-8500)。

 当社は、1935年(昭和10年)6月創業、71年(昭和46年)5月設立の酒類卸業者。大手スーパーをメーンに、業務用酒販売店、ディスカウントショップ、小売店、飲食店などを顧客として業容を拡大、また取扱商品もビールを中心に焼酎、ウイスキー、ワインなど各種アルコールおよび清涼飲料水のほか、醤油や味噌、豆腐などにも幅を広げ、近年のピークとなる99年9月期の年売上高は約263億5000万円を計上していた。

 近年も商材の充実や同業他社から営業権を譲受するなど業況の維持拡大に努めてきたが、少子高齢化や若者のビール離れによる需要減少に加え、大手流通業者によるPB商品との競合によって2014年9月期の年売上高は約119億1000万円まで落ち込んでいた。

 その後も事業の立て直しを図ってきたが、ここに来て当社での事業の継続を断念。事業を第三者に譲渡したうえで、2015年11月に事業を停止し、2016年5月13日開催の株主総会で解散を決議していた。

 負債は約30億円。