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「鋼の錬金術師」会見で山田涼介「エドは今までで一番難しい役」

10/3(火) 15:51配信

映画ナタリー

実写映画「鋼の錬金術師」の完成報告会見が本日10月3日に東京・綱町三井倶楽部で行われ、キャストの山田涼介(Hey! Say! JUMP)、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、監督を務めた曽利文彦が登壇した。

【写真】「鋼の錬金術師」ビジュアル(他10枚)

幼い頃に母親を亡くした兄エドと弟アルの波乱に満ちた冒険を描く本作。山田がエドを、本田が2人の幼なじみウィンリィを演じた。本日の会見のために髪を金色に染め直したという山田は、シックな色合いのセットアップスーツで登場。本作について「素直にすごいものを観ちゃったなと。自分が出ている作品は、自分のあら探しをすることが多いんですが、今回は映画の持つ力に吸い寄せられてしまいました」と感想を語る。

CGで描かれるアルについて本田が「完成度がすごいです。撮影中、山田くんは何もないところで喧嘩とかしてて、横で見てると不安になってくるんですけど……」と話すと、山田が「そりゃ僕も不安ですよ(笑)。拳当たってんのかなって」と反応。続いて、マスタング大佐を演じたディーンは「僕なんて指ぱっちんですよ。(指を鳴らしながら)これで火、出るんかなって」と撮影中の心境を明かした。

ホムンクルスのラストを演じた松雪は、本作における兄弟愛に注目。「山田くんの瞳が美しくて。信念と魂が宿った目をしてるんです。だからエドの、アルへの愛情や思いがとても素敵に感じられて。最後は本当に感動しちゃった」と語る。さらに、原作者・荒川弘の「原作への寄り添い方とずらし方が絶妙で。原作ファンにも全編飽きることなく楽しんでもらえると思います」といったコメントがスクリーンに映し出される場面も。

撮影現場で荒川に会った山田は「非常にシャイな方で。なかなか感想を聞く機会もなかったのでうれしいですね……」と一言。「僕も翼ちゃんも原作が大好きなので、『鋼の錬金術師』の良さがわかったうえで映画に携わっているんです。だから禁忌に手を出した気分でした(笑)。でも映画を観ていただければ、原作をリスペクトしたうえで、曽利監督の色が出ているのがわかるはず。原作ファンはもちろん、そうじゃない方にも楽しんでいただける作品だと思います」と続ける。そして曽利は「試写室から出てきた荒川さんの表情が満面の笑みで。そのときいろんなことが報われました」と述懐した。

また、山田は本作で演じたエドが今までの役で一番難しかったと告白。「アルがCGっていう物理的な難しさはもちろん、気持ちで芝居をしなきゃいけないのにその対象がいない。感情の矛先がないことに苦労しました」と振り返った。映画「鋼の錬金術師」は、12月1日より全国ロードショー。

荒川弘 コメント全文
観た瞬間、「エドがいる!」って驚いて、
冒頭からアクション全開で一気に世界観に引き込まれました。
この物語を1本の映画にまとめるために大変苦労をされたと思いますが、
原作への寄り添い方とずらし方が絶妙で原作ファンの皆さんにも
「こう来たか! こう来たか!」って、全編飽きることなく、
楽しんで頂けると思います。
そして山田涼介くんが、エドが背負った罪を見事に表現されている。
エドとアルの兄弟は、壮大な旅の中でどんな選択をするのか。
エンドロールできっと、涙が溢れてくると思います。
純粋に楽しかった。自分でマンガを描いておいて何ですが(笑)。



(c)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

最終更新:10/3(火) 15:51
映画ナタリー