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【ブラジル】相手選手を「サル」と オエステのGKが試合後に逮捕

10/6(金) 4:48配信

サンパウロ新聞

 サッカーのブラジル全国選手権2部(Brasileirao Serie B)の試合中に相手チームの選手を「マカコ」、つまり「サル」と呼んだとして、サンパウロ州バルエリ市を本拠とするクラブ、オエステ(OFC)のゴールキーパー、ロドルフォ選手が試合終了後に、人種差別による傷害の容疑で現行犯逮捕された。
 
 1日付伯メディアによると、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市内で同日午前11時から行われた今季第27節のアメーリカ・ミネイロ(AME)対オエステの試合中、AMEのディフェンダー、メシアス選手がロドルフォ選手から人種差別的扱いを受けた。メシアス選手は、試合終了間際にペナルティエリア内で、ロドルフォ選手から「マカコ」と呼ばれたと話している。

 オエステの勝利(1―2)で試合が終了した後、警察はメシアス選手の告発を受けてロドルフォ選手を逮捕した。しかし文民警察によると、オエステが保釈金2000レアル(約7万円)を納めたことでロドルフォ選手は同日午後6時頃に保釈された。

 身柄を解放され警察署から出てきた時、ロドルフォ選手は報道陣に対してあらためて差別行為を行ったことを否定。警察の事情聴取に何を答えたかと問われ「謝罪はしなかった。私は何もしていない。私は彼らに何もしていない」などと答えた。

 刑法においては、差別による傷害罪は人種や肌の色、民族、宗教、出自、そして高齢者であることや障害者であることに関係する要素を用いて他の人を攻撃することで成り立つとされており、1~3年の禁錮刑と罰金が科されることになっている。

サンパウロ新聞

最終更新:10/6(金) 4:48
サンパウロ新聞