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佐渡 世界遺産登録へ盛り上げ 装い江戸の趣、甘味に舌鼓

10/10(火) 10:04配信

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 佐渡市と佐渡観光協会は今秋、佐渡奉行所(相川広間町)で金銀山をイメージしたスイーツの提供や、奉行と町娘の貸衣装の営業を始めた。奉行所内に野だて席を設け、奉行と町娘になりきって優雅な時を過ごせる。これまで佐渡奉行所は「見学」が中心だったが、「体験」にも重点を置き、佐渡金銀山の世界遺産登録へ機運を盛り上げる試みだ。

 スイーツは「G級スイーツ」と題し、佐渡奉行所で1日に始まった。「Gold」の頭文字にちなみ、金粉をまぶしたパウンドケーキや小判型のもなかなど、相川地区の4店舗が開発したスイーツをいずれも500円で味わえる。

 G級スイーツに先行し、9月には貸衣装の提供も始めた。男性用の奉行と、女性用の町娘の衣装を各3セットずつ用意。草履や和傘、ちょんまげのかつらもある。奉行所の外でも着用できるため、奉行と町娘の気分で往時の面影が残る相川地区の町歩きを楽しめる。

 世界文化遺産登録をめざす佐渡金銀山は、登録の前提となる国内推薦を3年連続で逃し、士気の低下が懸念されている。佐渡市観光振興課は「体験企画は観光客の印象に残りやすい。佐渡金銀山をより身近に感じ、ファンを増やしていきたい」と狙いを話し、てこ入れをしていきたい考えだ。

 スイーツの提供は午後1時~4時半、前日の午後5時までに申し込む。貸衣装は1回500円。午前8時半から午後3時まで受け付け、返却は午後4時まで。

 いずれの企画も別途、佐渡奉行所への入館料が必要で、大人500円、小中学生200円。11月30日まで実施する。

 問い合わせは佐渡観光協会、0259(27)5000。