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改ざん問題公表の神戸製鋼、ストップ安

10/10(火) 11:43配信

ITmedia ビジネスオンライン

 10月10日午前の株式市場で、大手鉄鋼メーカーの神戸製鋼所(東証1部)に売り注文が殺到して取引が成立せず、ストップ安(値幅制限の下限)の売り気配となっている。同社は8日、強度や耐久性などの品質基準を満たない部品を、品質データを改ざんして出荷していたと発表。航空機メーカーや自動車メーカーなどに影響が広がる可能性がある。

【10日午前の取引は成立せず】

 8日の会見で、神戸製鋼の梅原尚人副社長は「安全性に問題はない」と述べ、業績への影響は不明だと説明。市場は業績への悪影響は確実と見て、売り注文が殺到。午前の取引終了時点で前営業日比300円安(-22%)の1068円売り気配となり、買い注文が155万株だったのに対し、売り注文は3132万株と、売りが大きく積み上がっている。

 対象となる部品はおよそ200社に出荷されており、トヨタ自動車、日産自動車、SUBARU、マツダなどの大手国内自動車メーカーをはじめ、国産ジェット機「MRJ」や「H2Aロケット」を開発する三菱重工業、東海道新幹線のJR東海なども含まれている。管理職もデータの改ざんに関与しており、また10年前から行われていたケースもあり、神戸製鋼は組織ぐるみの不正だったと認めている。

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