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楽天、米国バスケNBAを国内独占配信。週9試合視聴で月額972円、グッズ販売も

10/10(火) 13:06配信

Impress Watch

 楽天と米NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)は、複数年のパートナーシップ契約を締結し、楽天が日本国内におけるNBAの独占的な放映・配信パートナーおよびグローバルにおけるマーケティングパートナーとなったことを10日に発表した。NBAにとって、日本国内における最も包括的なメディアパートナーシップであり、楽天にとって北米スポーツリーグとの初のパートナーシップとなる。配信サービスは10月18日から開始し、料金は月額972円(税込)。

■Rakuten TVが1週間に9試合をセレクトして配信。テレビ局など他の放送/配信は「交渉中」

 日本時間の10月18日から開幕するNBAの試合を、インターネットを通じて視聴できる購読型サービス「NBA LEAGUE PASS」を、国内の楽天会員に限定して提供するもの。「NBA LEAGUE PASS」は、NBAの公式サイト「NBA.com」や公式アプリ「NBA App」、楽天の動画配信サービス「Rakuten TV」のいずれかから、楽天会員IDを使って申し込めるようになる。

 「NBA LEAGUE PASS」に契約することで、NBAのプレシーズンやレギュラーシーズン、プレイオフ、NBAオールスター、チャンピオンを決定するNBAカンファレンスファイナル、ファイナルなどの独自コンテンツを視聴できる。

 楽天による新たな購読型の配信サービスは「Rakuten TV」において10月18日よりスタート。1週間に9試合(平日1日1試合、週末1日2試合)を楽天側がセレクトし、その番組を観られるため、年間200試合以上を視聴可能となり、料金は月額972円(税込)。日本語の実況/解説付きのライブ配信となり、過去に配信した試合のオンデマンド視聴も可能となる。

 NBA LEAGUE PASSは、リーグを運営するNBAによるサービスとして提供されており、これまでもiOS/AndroidアプリやApple TVなどを使って国内でも視聴できていたが、解説が英語などで、日本語には非対応だった。上記の楽天によるプランの他にも、全試合見放題のプランや、好きな1チームだけ見放題といったプランを用意しており、これらの契約をしたい場合は、Rakuten TVではなく、従来通りLEAGUE PASSアプリなどから加入できる。なお、日本語実況/解説付きで配信されるのは、「Rakuten TV」で契約したプラン(月額972円/1週間9試合)で観られる試合に限られる。

 現在は、LEAGUE PASSに加入する場合はNBAによるサービスIDでログインする形となっているが、今シーズン中には、いずれのプランにおいても、楽天IDを使ってログインする形に一本化していく予定。

 なお、昨シーズンまでNBAの試合を放送/配信していたWOWOWやNHK BS1などのサイトでは、現時点で放送予定が公開されていない。テレビ局や配信事業者などへのサブライセンスについては現時点で交渉中としており、決定次第、各放送局やサービスなどで案内されるという。

■グッズ販売含めて幅広く展開

 映像配信以外にも、楽天はインターネット・ショッピングモール「楽天市場」や米キャッシュバックサイトの「Ebates」といった国内外のEコマースサイトで、NBAの公式グッズを販売する特設ページ「NBA ZONE」や各チームのグッズを販売するページも開設できるようになる。

 楽天グループのインスタント・メッセージ・プラットフォームである「Rakuten Viber」は、NBAと所属チームの「オフィシャル プラットフォーム」となり、9億を超えるユーザーに対し、NBAのチームによる公開トークなどのコンテンツを配信可能になるという。

 なお、楽天はNBAの人気チーム「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と複数年度のパートナーシップ契約を締結したことを9月に発表しており、2017-2018年シーズンからウォリアーズが試合や練習時などで着用するユニフォームの左胸の部分に楽天のロゴが入ることが決まっている。

 また、楽天グループは国内において、Jリーグ「ヴィッセル神戸」とプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営するほか、2017年7月からスペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」のグローバルにおけるメインパートナーおよびオフィシャル イノベーション&エンターテインメント パートナーとなっている。

 楽天の三木谷浩史会長兼社長は、「NBAのパートナーとなり、世界トップのバスケットボール・リーグの姿をあらゆる側面から日本のファンにお届けできるようになることを、大変うれしく思っています。先日発表しました、NBA王者であるゴールデンステート・ウォリアーズとのパートナーシップに加え、今回のNBAとのパートナーシップを通じて、グローバルにおけるバスケットボールの存在感をよりいっそう高めていくことに貢献できれば」とコメントしている。

 NBAのコミッショナー、アダム・シルバー氏は「楽天は世界でも最も革新的な企業のひとつであり、NBAにとって理想的なパートナーです。NBAと楽天のパートナーシップにより、NBAの試合のライブ中継やNBAコンテンツを見たいという日本の熱心なファンの期待に応えていきます。楽天と協業し、今までにない最も包括的な形でNBAの放映・配信を実現していけることを楽しみにしています」としている。

AV Watch,中林暁

最終更新:10/12(木) 21:52
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