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東名高速死亡事故 車止めさせた男を自動車運転処罰法違反容疑で逮捕 神奈川県警

10/10(火) 12:42配信

カナロコ by 神奈川新聞

 大井町赤田の東名高速道路で今年6月、静岡市清水区の夫妻が死亡し、娘2人らが負傷した多重事故で、夫妻の車を追い越し車線に止めて事故を誘発したとして、県警が乗用車を運転していた男を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの疑いで逮捕したことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは、福岡県中間市に住む職業不詳の男(25)。

 事故は、6月5日午後9時35分ごろ発生。下り線の追い越し車線で、前方から男の乗用車、夫妻のワゴン車の順で停車しているところに、広島市の男性(63)のトラックが突っ込み、さらに、その後方から乗用車が追突した。

 事故当時、夫妻と男、男の車に同乗していた名古屋市の無職女性(22)の4人が車外にいたとみられ、夫妻が死亡。同容疑者と女性が重傷を負ったほか、夫妻の長女(15)、次女(11)も軽傷を負った。

 捜査関係者によると、男は事故現場から約1キロ手前の中井パーキングエリア(PA)の走路に車を止めてたばこを吸っていた際、すれ違いざまに「邪魔だ」と注意され腹を立てて追走。約1キロにわたってワゴン車をあおるなどした末、進行方向を遮る形で停車させ、事故を誘発したなどした疑いが持たれている。

 県警は、停車中の2台に追突したトラックの男性についても同法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検する方針。

 捜査関係者によると、事故を引き起こしたとして、直接衝突していない車の運転手を逮捕するのは異例という。