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「サッカーと英語同時に教えます」アジア20地域でプレーした伊藤壇が札幌で新たなサッカー教室

10/12(木) 8:03配信

スポーツ報知

 アジア20の国と地域でプレーした、札幌市出身のプロサッカー選手・伊藤壇(41)が、世界に通じるスクールを開催する。16日から札幌市内で、小学生を対象としたサッカー教室を始める。技術面に加え、各地での経験から学んだ英語も同時に教えるという、異例の内容となる。17年にわたって培ってきた「使える英語」を伝えることで、世界に羽ばたこうという夢を抱く子どもたちの一助となる。

 サッカーと英語を同時に学ぼう―。アジアを中心にプレーしている伊藤が、故郷・札幌で新たな形のサッカー教室を開く。技術指導と同時に英語も教える、新しい試み。「英語を話せて損をすることはない。この教室を、英語に親しむための入り口にしてくれたら」と思いを口にした。

 2001年、シンガポールから海外生活が始まった。当時は「言っている事は分かっても、思いを話せないレベルだったので苦労した」。今では代理人なしで契約交渉を行えるまでになったが、「決してペラペラではない」と言うように、堪能とまではいかない。だからこそ、教室は誰もが入りやすい場とする。「このくらいの英語力でもやれるんだよ、と。実際に使えるものを学んでもらいたい」と、現場で培ってきたものを伝えていく。

 1時間半の教室では、指示は極力、英語で出すつもりだ。3回ある給水時間では、フリップなどを使い、英単語を教える。「海外のチームに日本人を紹介する時、必ず『英語を話せる選手か』と聞かれるほど、言葉は大事。将来、海外で役立つきっかけになれば」。当然、41歳の今も現役を張る技術も、しっかりと教え込む。「チームに入っていても、毎日、練習がある訳ではない。そのぶんをここで補ってほしい」。サッカーの技術を習得しながら、英語に親しむ“一石二鳥”の場を伊藤が提供し、故郷の子どもたちの成長につなげていく。(砂田 秀人)

 ◆伊藤 壇(いとう・だん)1975年11月3日、札幌市生まれ。41歳。登別大谷高3年時に、MFとして同校初の全国高校選手権に出場。仙台大に進学後、98年JFLブランメル仙台(現J1仙台)入り。2年で戦力外となり一時帰郷した後、2001年のシンガポールから今年の東ティモールまで、20の国と地域を渡り歩いてプレー。異名は「アジアの渡り鳥」。ポジションはMF。今年、C級ライセンス取得。174センチ、71キロ。右利き。

最終更新:10/12(木) 22:23
スポーツ報知

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