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松山英樹は6打差23位にぶ然「相当マイナスなスタート」

10/12(木) 17:18配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇米国男子◇CIMBクラシック 初日(12日)◇TPCクアラルンプール(マレーシア)◇7005yd(パー72)

【画像】摩天楼に打ち込む松山英樹

松山英樹にとって新シーズン初ラウンドとなった大会初日。4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」は、首位と6打差の23位。例年、優勝スコアは20アンダーを超える大会だけに、「相当マイナスなスタート」と、松山は吐き捨てるように短く語った。

序盤こそ2番、3番(パー5)と連続バーディを重ね、その後も切れ味鋭いアイアンショットで何度もチャンスを作ったが、「良いところはなかった」と、その感触は悪かった。7番は下り2mのバーディパットを決められず、9番も2.5mがカップに蹴られるなど、前半は2アンダーから伸ばすことができなかった。

後半に入って2バーディを奪った一方、13番は手前カラーから3パット、最終18番(パー5)はショートゲームで取りこぼして計2つのボギーを献上し、結局スコアは2アンダーのまま。上がりの悪さも相まって、松山はぶ然とした表情でクラブハウスに戻ってきた。

先週は体調不良からゴルフをせず、最終日に向けて徐々に調子を上げていきたかった大会初日。課題としたのは「全部です」と、ストレスの溜まる内容に自己評価も手厳しい。「優勝は20アンダー以上だと思うので、2アンダーはかなり悪い数字」と、悔しそうに口を結んだ。

客観的な自己評価と、希望の狭間で揺れている。「(残り3日で)ビッグスコアが出せれば20アンダーは届く数字だと思うけど、ただ自分の状態からしたら、それはかなり厳しいものがある。だけど、切り替えてやっていけたらいいと思う」と、何度も否定を繰り返しながら前を向く。

唯一の希望は「いいと思います」という体調面。メディア対応を終えた松山は、いまにも雨粒が落ちてきそうな灰色の空の下、すぐにパッティンググリーンで球を転がした。(マレーシア・クアラルンプール/今岡涼太)