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独裁ハリル監督が招いた最悪ドローのウラ コーチ陣の提案ほぼスルー、「ボール早く前に出せ」一辺倒に不満続出

10/12(木) 16:56配信

夕刊フジ

 FIFAランキング40位の日本は10日、日産スタジアムで開催された「キリンチャレンジカップ2017」で同48位のハイチに対し3-3のドロー。後半ロスタイムにMF香川(ドルトムント)のゴールでなんとか追いついたが、格下相手に敗戦に等しい最悪の展開で、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「すべては私の責任です。私を批判してください。謝罪します」と頭を下げた。日本の3失点以上は14年10月のブラジル戦(0-4)以来だ。

 試合後、羽田空港に急いでいたDF長友(インテル)らをロッカーに引き戻し、緊急ミーティング。その内容についてはどの選手も口が重く、ハリル監督も「何が起きたかも理解はできない」とうなだれるばかり。

 この醜態は、指揮官自身がまいたタネだ。「私が悪い。でも結果を求めるなら違う23人を選んだ」と釈明したが、ハリル監督は普段から独裁的で、コーチ陣が「こういう選手を呼んではどうか?」と意見をしても、「そんな選手を呼ぶつもりはない」とほとんど耳を貸したためしがない。

 合宿初日に必ず10分以上の青空ミーティングで選手へダメ出しを行うのも、選手にとってストレスになっている。

 ハリル監督の指示はおおむね「とにかくボールを早く前に出せ」の一辺倒で、特にドリブル突破を得意とする選手には活躍の場がないシステムといえる。

 また、これまでの日本代表には中田英寿氏を筆頭に中村俊(磐田)、遠藤保(G大阪)ら、必ず優れたキッカーがいた。FKやセットプレーこそが日本のお家芸だった。ところが、2015年3月にスタートしたハリル・ジャパンでは直接FKで決めたゴールがまだ1本もない。そもそも優れたキッカーを選ぼうという姿勢が見られない。

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)は「負けなくてよかった。これがW杯予選でなくてよかった」といったあと、「流れを変えられる選手がほしい」とポツリ。その前に協会がハリルへのダメ出しをしっかりしないと、本大会では3戦全敗しかみえてこない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

最終更新:10/12(木) 17:17
夕刊フジ

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