ここから本文です

<ハリウッド>セクハラ激震 大物プロデューサー20年以上

10/12(木) 10:15配信

毎日新聞

 【ロサンゼルス長野宏美】米ハリウッドが大物プロデューサーのセクハラ問題で揺れている。「シカゴ」(2002年)など、数多くのアカデミー賞作品を送り出してきたハーベイ・ワインスタイン氏(65)が20年以上にわたり、若手女優らに性的嫌がらせを繰り返していたというものだ。ワインスタイン氏は8日、自身が創業した映画会社の会長職を解任された。

【大物プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン氏】

 権力を利用した行為に非難が噴出しており、被害に遭った有名女優らがメディアで証言。アンジェリーナ・ジョリーさん(42)は10日、米紙ニューヨーク・タイムズに対し、ワインスタイン氏に1990年代後半、ホテルで「望まない関係」を迫られたことを明らかにし、「二度と一緒に仕事しないことにし、彼と仕事をする人には忠告した。このような振る舞いは容認できない」と批判した。

 同紙によると、グウィネス・パルトロウさん(45)も映画「エマ」(96年)の主役に選ばれた後、ワインスタイン氏にホテルの部屋でマッサージするよう迫られ拒否した、という。他にも、レイプ被害を受けたという声や、性的行為を拒否して仕事を妨害された、という証言も出ている。

 ワインスタイン氏は民主党支持者として知られ、オバマ前大統領の長女マリアさんは同氏の会社で今年インターンをした。オバマ夫妻は10日、「女性をおとしめる行為は非難されて当然で、富や地位にかかわらず責任を取るべきだ」との声明を出した。

最終更新:10/12(木) 11:51
毎日新聞