ここから本文です

神戸製鋼社長「深くおわびする」経産省に改ざん問題報告

10/12(木) 11:20配信

朝日新聞デジタル

 アルミニウム・銅製品などの検査データを改ざんしていた神戸製鋼所の川崎博也社長は12日午前、経済産業省を訪れ、多田明弘製造産業局長に一連の問題について報告した。川崎氏は冒頭、「当社の不適切な行為により、多くの方々にご不信、ご心配をおかけして深くおわび申し上げる。出荷済みの不適合品の安全確認に努める」と陳謝した。

 川崎氏は会談後に記者団の取材に応じ、「神戸製鋼の信頼はゼロに落ちたと思っている」と発言。自身の責任について「今は原因究明と再発防止を最優先に取り組みたい」と明言を避け、早期辞任を否定した。経産省からは2週間をめどに安全性を検証し公表するよう求められたという。近く調査の進み具合について自らが記者会見で説明するという。

 神鋼が検査データを改ざんした製品は、約200社に出荷したアルミ・銅製品のほか、鉄粉や液晶部品向けの合金などに広がっている。川崎氏は、改ざんが鉄鋼製品に拡大する可能性は否定したものの、「国内外の事業で疑わしいものがある」として問題が拡大する可能性を示した。また、「(取引先から)損害賠償を求められる可能性もある」とした。

朝日新聞社

最終更新:10/12(木) 14:11
朝日新聞デジタル