ここから本文です

日本初!最強ニューハーフ決定戦「天下魔一武道会」10・13新宿でゴング

10/12(木) 16:31配信

東スポWeb

「男は度胸、女は愛嬌」とは、よく言ったものだが、ではニューハーフは? そう、腕力だ! ニューハーフ最強を決める日本初の格闘技大会が13日、東京・新宿歌舞伎町で開催される。男の最大の弱点「金的」すら効かない彼女たちが繰り広げる死闘。6月にはエキシビションマッチが行われており、今後は大阪大会、米ラスベガス大会も見据えているという異色の戦士を直撃した。

「日本一強いニューハーフを決める」という大会は「天下魔一(テンカマイチ)武道会」だ。13日、東京・新宿歌舞伎町の「地下闘技場」で行われる。

 主催者であり、出場選手でもある実業家のライチ(25)は「ドラゴンボールのファンが天下一武道会と間違えて来てくれることを願って名づけました」と話す。言うまでもないが、大会名に「カマ」が入っているのもポイントだ。

 だが、女性らしさを目指して男から女性になったのに、なぜ格闘技をやるのかは素朴な疑問だ。そんな声に対し、ライチは「面白いじゃない? キレイな人を決める大会はある。でも、強い人を決める大会はない。私は美人のニューハーフには勝てないけど、強さという土俵なら勝てると思った」と話す。

 大会のルールは、基本的に総合格闘技に準じる。加えて、顔は殴ってはいけない。

「私は殴られても平気だけど、顔は女性の命。顔を殴ってほしくない人には殴らない」(ライチ)

 6月に実験的にエキシビションマッチを行ったところ「これはイケる」と確信した。人気は上々で、今回は会場のキャパを超える観客が“歴史の証人”となりそうだ。

 出場者は4人。まずはライチ(身長173センチ、体重72キロ)。今年2月に始めた「クラヴマガ」で格闘技に目覚めた天才肌の打撃ファイター。第1試合で戦うのは新宿2丁目の飲み屋のママで、国体出場経験のある柔道黒帯のアヤ(160センチ、62キロ)だ。

「20歳と言っているけど、実際は60代という噂。ライチも寝技に持ち込まれたらヤバい」(事情通)

 そして、プロレス好きのコユキ(27=173センチ、80キロ)と空手8段のキューティーバニーうさぎ(27=168センチ、63キロ)の激突も注目だ。

 2012年にタマを取ったライチは「金的が効かなくなった。男性ホルモンは出なくなったはずだけど、闘争本能がなくなることはなかった」と誇らしげに語る。路上でナンパしてきた男性を一蹴するなど、昔から血の気が多い。自ら今大会の優勝候補と豪語するのも納得である。

 2回勝てば最強の称号を得られる小規模なトーナメント大会ながら、視線はすでに次へと広がっている。

「大阪の新世界の屋外リングでやってくれという話も届いている」とか。海外からも注目されていると言い「6月の試合を見た米国のイベント関係者が『ラスベガスに呼びたい』と言ってくれている」とライチ。

“侍ニューハーフ”が米国で大暴れする様子はさぞ痛快だろう。ゆくゆくはタイの伝説の「オカマムエタイ戦士」で現女優パリンヤー(36)を日本に呼んで戦う構想もあるという。

 ふざけているようにも見えるが、本人らは熱い。「私は既存のオネエイメージをブチ壊したい。私たちも普通に生活して、普通に格闘技もする。世の中の偏見をなくす手伝いができたらうれしい」とライチは、大会に込めたメッセージもキッパリと明かしてみせた。

最終更新:10/12(木) 16:31
東スポWeb