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阪神・小野、あるぞファイナルS先発!2回完全投球

10/12(木) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇フェニックス・リーグ 阪神3―0ロッテ(2017年10月11日 サンマリン)

 阪神・小野は表情一つ変えず、淡々とアウトを重ねた。宮崎で開催されているフェニックス・リーグのロッテ戦(サンマリン)に先発し2イニングをわずか19球で無失点。1人の走者も許さない完全投球で、若手で構成されたロッテ打線を圧倒した。

 「変化球でストライクを取れたのが良かった。良い内容の投球ができたと思います」

 先頭・平沢の打席で、いきなり格の違いを見せつけた。カウント2―2から内角いっぱいの145キロ速球に全く反応させず見逃し三振。首をかしげた平沢の姿が、球のキレを物語っていた。続く三家は初球を遊ゴロ。3番香月は、3球目の高めつり球に手を出させて空振り三振に斬り、完璧な立ち上がりを見せた。

 2回も全く危なげなく3人で打ち取り、調整登板は終了。「毎試合、投げられるチャンスがあれば、そこに向けて調整するだけ」と3日後に迫ったポストシーズンの開幕を見据えた。

 小野の投球を見守った金村投手コーチも投球内容を称賛し「ブルペン陣の一員として、準備をしていってほしい」と期待を寄せた。14日からDeNAと戦うファーストSでは、第2先発要員としてブルペン待機する見通し。先発投手が早々と降板した場合などの有事の際に、チームを救う役割を担う。

 さらに、この日の内容なら、ファイナルSで先発する可能性もある。ファーストSの3人(メッセンジャー、秋山、能見)、さらに岩貞、岩田らとの兼ね合いになるが、ルーキーが大一番を任されることもありそうだ。(巻木 周平)

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