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Windows 10の10月分パッチで正常起動しない不具合

10/12(木) 13:02配信

Impress Watch

 10月11日に公開されたWindows 10のバージョン「1703」(Creators Update)、同「1607」(Anniversary Update)向けセキュリティ更新プログラム(パッチ)において、適用後に再起動しても正常に起動できない不具合があることをMicrosoftが公表している。

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■Anniversary Updateではセーフモードでも起動しない不具合、復元ポイントの回復も不能?

 1607向けに提供しているパッチ「KB4041691」では、一部のWindows 10環境においてパッチ適用のために再起動を行った後、正常に起動できなくなる不具合が発生している。一部の情報によれば、セーフモードでも起動できず、復元ポイントからの回復もできないという。

 Microsoftによれば、WSUSでのアップデートのみ影響を受け、「Windows Update」「Windows Update for Business」からパッチをインストールした場合は影響を受けないとされている。

 この原因は、KB4041691のパッチとして提供されている累積更新プログラムと差分更新プログラムの両方が、同時にインストールされてしまうことによるもの。Microsoftでは、更新履歴の「更新プログラムをアンインストールする」から、KB4041691の差分更新プログラムをアンインストールすれば、問題は解消するとしている。

 また、KB4041691をすでにダウンロードしている場合はインストールせず、すでにインストールを行った場合は適用のための再起動を行わずに、Microsoftが開発を進めており、今後提供する見込みのアップデートを適用することが推奨される。

 なお、Microsoftでは、すでに双方を同時に配信してしまう不具合を解消しているという。

■Creators Update向けパッチはUSB Typc-C搭載PCでOSが落ちる不具合

 Creators Update向けに提供しているパッチ「KB4041676」では、USB Typc-Cを搭載するPCの一部で、OSをシャットダウンした際にブルースクリーンやブラックスクリーンが表示される場合があるとされる。

 しかし、Microsoftコミュニティでのユーザーからの書き込みによれば、USB Typc-Cを搭載しないPCでも、同様の不具合が発生している場合があるようだ。

 KB4041676をアンインストールすれば問題は解消するが、その場合はすでに攻撃が確認されている脆弱性などが修正されない。また、UEFIやBIOSで、USB Type-C Connector System Software Interface(UCSI)を無効(Disable)にするか、OSでUCSI機能を無効にすることでも問題は解消するとのこと。

INTERNET Watch,岩崎 宰守

最終更新:10/12(木) 13:02
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