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北朝鮮 平昌パラへの参加意向表明=実現は不透明

10/12(木) 19:24配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】国際パラリンピック委員会(IPC)関係者は12日、北朝鮮のパラリンピック委員会が5月9日に平昌冬季パラリンピックへの参加意向を表明する非公式文書を電子メールで送っていたことを明らかにした。

 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官も12日、国会で「北がパラリンピックに参加するという申請書をパラリンピック委員会に提出したと承知している」と述べた。

 ただ、北朝鮮はその後、パラリンピック参加を巡る動きを見せていない。IPC関係者は「現段階で北朝鮮が平昌パラリンピックに参加するかどうかは言い切れない」と伝えた。

 北朝鮮がパラリンピックに参加するためには、国際大会で出場枠を獲得するか、IPCからワイルドカード(推薦枠)を取得しなければならない。だが、北朝鮮は障害者スポーツのすそ野が広くないため、国際大会で出場枠を獲得することは事実上不可能だ。

 北朝鮮はワイルドカードを取得するため、IPCに参加意向を表明、非公式に支援を要請したとみられる。

 しかし、北朝鮮のパラリンピック委員会は参加意向を表明した5月以降、朝鮮半島情勢が悪化したことを受け、消極的な姿勢に転じた。

 現在、IPCに登録されている北朝鮮選手はいない。北朝鮮はワイルドカードを取得するための最初の手続きとなる選手登録も行っていない。

 IPCは北朝鮮へのワイルドカード付与に肯定的な立場を持っているとされる。9月に当選したIPCのパーソンズ会長が今月16日、韓国を訪問する予定で、北朝鮮の平昌パラリンピック参加について韓国側関係者らと意見を交換するとみられる。

 北朝鮮は2012年のロンドン夏季パラリンピックに史上初めて1人の選手が出場し、16年のリオデジャネイロパラリンピックには2人の選手が参加した。冬季パラリンピックに参加したことはない。

最終更新:10/12(木) 19:31
聯合ニュース