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<脱税>容疑でビル型墓地「梅旧院光明殿」社長ら逮捕

10/12(木) 19:22配信

毎日新聞

 法人税約1億4000万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は12日、大阪市浪速区でビル型の墓地施設「梅旧院(ばいきゅういん)光明殿」を運営する「光明殿」社長、山口幸子(さちこ)容疑者(63)=兵庫県芦屋市=ら3人を、法人税法違反の疑いで逮捕した。特捜部は同日、大阪国税局と合同で、同社や山口容疑者の自宅など関係先を家宅捜索した。

 逮捕されたのは山口容疑者のほか、経理担当者の和井田寛重(ひろかず)(74)=奈良市=と、別の会社役員、上月(こうづき)啓右(76)=大阪府豊中市=の両容疑者。

 逮捕容疑は、2010年9月~14年8月、光明殿が上月容疑者の会社に業務委託したように装うなどして架空経費を計上。4年間で約5億3000万円の所得を隠し、約1億4000万円の法人税を免れた、としている。特捜部は3人の認否を明らかにしていない。

 関係者や同社のホームページによると、梅旧院光明殿は地上9階で、屋内に墓3000基以上を収容。関連の宗教法人「梅旧院」が設置し、02年設立の同社が墓地の販売代理などを受託している。

 駅から徒歩5分の好立地に加え、「年中無休」「管理料・永代供養料無料」などをうたい文句に業績を伸ばし、14年8月期の売上高は約6億7000万円。「来て見て便利な梅旧院♪」のフレーズのCMで知られる。

 都市部では、交通の便や管理のしやすさからビル型の納骨施設が人気だ。一般社団法人「仏教情報センター」の担当者は「寺と企業がタイアップし、東京などの都市圏ではここ10年で増加している」と話す。【岡村崇、宮嶋梓帆、山崎征克】

最終更新:10/12(木) 21:33
毎日新聞

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