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【オリックス】ライナー直撃のドラ5小林、復帰へ本格始動「生きているだけでいいんです」

10/12(木) 18:29配信

スポーツ報知

 オリックスのドラフト5位・小林慶祐投手(24)が11日、大阪・舞洲(まいしま)の練習場でブルペン入りした。9月30日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)に2番手として登板した際、高谷が放ったライナーが右まぶた付近を直撃。裂傷によって出血し、グラウンド内に入ってきた救急車で搬送された。幸いにも脳や骨に異常はなく、8針縫って1週間休養。7日から練習を再開し、10日には抜糸も終え、復帰へ本格的に動き出した。

 打球が直撃した瞬間を「失明したと思った。とにかく痛かった」と振り返った右腕。当たった箇所がほんの少しずれていたら、陥没骨折か眼球破裂の可能性もあったそうで、医者からは「奇跡ですね」と言われたという。患部には痛々しい傷痕が残っているが「ノックはまだちょっと怖いけど、投げるときの怖さはない。打球が当たった日はLINEが150通も来たんです。初勝利(5月31日)のときより多かったんですよ」と笑うなど、精神的にも立ち直りつつある。

 まだ球数制限を設けているものの、ブルペンではフォークなど変化球も交えて30球。「指にかからないときはあったけど、感覚的には悪くない。もっと投げたいですね」と意欲を見せた。今季はリリーフで35試合に登板し2勝1敗1ホールド、防御率3・98の成績を残したが、来季はチーム事情から先発に転向することが決まっている。今後は宮崎で行われているフェニックス・リーグに途中参加するか、11月末から台湾で行われるウィンターリーグに参加し、経験を積むことになりそうだ。

 「こんな大けがは初めてでした。だから、生きているだけでいいんです。こうやって野球もやれていますしね」。傷が完治するまでは、大好きなお酒も控えている187センチ右腕。来季は完全復活し、勝利の美酒に浸りたいところだ。(筒井 琴美)

最終更新:10/12(木) 18:36
スポーツ報知

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