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中村玉緒、亡き夫の大げんかエピソードに「分かるー」

10/12(木) 18:44配信

スポーツ報知

 女優・中村玉緒(78)が、12日に京都・下京区の西本願寺で開幕した「第4回京都国際映画祭」(15日まで)のオープニングセレモニーに出席した。

 今回は五社英雄監督の企画上映を開催。「人斬り」(1969年)に主演した勝新太郎さんの妻である中村は、「こうやって皆さんに作品を見ていただけるとは夢にも思っていませんでした。本当にソワソワしております」と喜びを隠しきれない様子だった。

 取材に同席した映画プロデューサーの奥山和由氏(63)は、かつての五社監督と勝さんの「衝撃的な大げんか」の一部始終を告白。奥山氏によると、映画「座頭市」シリーズを五社監督、勝さん主演でやる話が進んでいたが、ある時、打ち合わせで大事件が起きた。

 「カレーライスを食べていたんだけど、五社監督はせっかちで、ルウとライスを混ぜて食べ始めた。そしたら勝さんが『監督、それは違うよ』と。五社さんが『座頭市のことなら何でも言うことを聞くけど、カレーの食べ方まで言われたくない』と言ったら、勝さんは『監督、カレーのことは言わないけど、カツカレーのことは言うよ。勝だから』と言ったら、テーブルをバーッとひっくり返して『この企画やめだ!』って」と笑いながら振り返った。

 亡き夫の知られざるエピソードに目を丸くした中村だが「分かるー。すき焼きでも卵の混ぜ方にこだわったりね、いろいろあるんですよ」と苦笑いで同調。五社監督による「座頭市」の企画は立ち消えとなり「『悪かったなあ。何でもやるよ』と言って代わりに作ったのが『226』(1989年)だった」と奥山氏は明かした。

 また勝さんは「人斬り」で共演した作家・三島由紀夫氏に対してもていねいに演技指導したそうで、後年になって三島氏が「(勝が)こんなに親切な人だとは思わなかったので意外だった」と話していたという。この日の同作上映後には、撮影中の三島氏が侍姿で勝と並んで歩く写真などが初公開された。

最終更新:10/13(金) 1:22
スポーツ報知

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