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【五輪代表】森保監督、大和魂で52年ぶりメダルを「プレッシャーはあるけど楽しみ」

10/13(金) 5:06配信

スポーツ報知

 日本サッカー協会は12日、理事会を開き、2020年東京五輪サッカー男子日本代表監督に、前J1広島監督の森保一氏(49)の就任を承認。同氏は滞在先のドイツでスポーツ報知の取材に「自国開催でプレッシャーはあるけど楽しみ」と語り、1968年メキシコ市五輪の銅メダル以来となる表彰台を目標とした。初陣は12月の国際大会(タイ)。

 日本国民の大きな期待を背負う森保氏は、新たな船出に胸を躍らせた。「自国開催でプレッシャーはありますが、楽しみ。プレッシャーも含め、応援をエネルギーに変えて良い結果を届けたい。全身全霊をかけて戦う」。現在クラブ視察など研修目的でドイツ国内に滞在中。スポーツ報知の取材に対し、東京五輪に向けた率直な思いを口にした。

 協会を通じてもコメントを発表。「重責を感じるとともに身の引き締まる思い。目指すところは当然、メダル獲得。日本サッカーの父と言われた(ドイツ人の)クラマーさんの教え通り、大和魂を胸に最高峰の舞台に臨み、世界に日本サッカーの名をとどろかせたい」。伝説のメキシコ市五輪以来のメダル獲得を誓った。

 現役時代に守備的MFとして日本代表でも活躍し“ボランチ”の言葉を日本に定着させた。指導者としては育成世代の日本代表のコーチなども経験。12年に古巣・広島の監督に就任してJ1を3回制覇した名将で、交渉に当たった日本協会の西野朗技術委員長(62)は「Jリーグの中でも最高の実績を持った指導者」と評価した。

 東京五輪監督については、今季限りでG大阪を退任する長谷川健太監督(52)、リオ五輪監督を務め現在A代表の手倉森誠コーチ(49)も候補に挙がる中で、森保氏の実績と育成力が評価された。広島では毎年のように主力が引き抜かれる中で連覇を含め優勝3回、日本代表FW浅野拓磨(シュツットガルト)らを育てた。西野委員長は「チームの変化にも柔軟に対応できる。日本人らしさを出しながら世界を見た戦いをしている。技術、規律、持久力、俊敏性を使いたいと言っている」と選出理由を語った。

 東京五輪ではメンバー入りが期待されるFW久保建英(16)=F東京U―18=らを率いて結果が求められる。10月中に就任会見をして、初陣は12月の国際大会。52年ぶりのメダルへ、森保ジャパンの戦いが火蓋を切る。

 ◆ドイツ滞在中の森保氏に聞く

 ―五輪監督就任が決まった。

 「自国開催五輪の代表監督に選ばれて、とても光栄に思っています。それとともに自国開催でメダルを期待されると思ってますので、責任の重さを感じ、いま身の引き締まる思いでいます」

 ―自国開催の重圧は?

 「もちろんプレッシャーはあると思いますが、Jリーグの監督をやっていたときもプレッシャーはありました。多くの方に応援していただけると思う。その皆さんに喜んでいただけるよう戦いたい」

 ―楽しみな部分もありますか?

 「楽しみです。重責であることは間違いないですが、楽しみにやっていきたい」

 ◆森保 一(もりやす・はじめ)1968年8月23日、長崎市生まれ。49歳。長崎日大高から87年にマツダ(現広島)入団。守備的MFとして活躍し、92年に日本代表に初選出。国際Aマッチ35試合1得点。京都、広島、仙台を経て、03年に現役引退。04年に広島の育成コーチに就任し、05年からU―20日本代表コーチを兼務。広島のコーチ、新潟のヘッドコーチを経て、12年に広島の監督に就任。12、13、15年にJ1優勝。17年7月に退任。家族は夫人と3男。

最終更新:10/13(金) 5:06
スポーツ報知

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