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費用をかけた挙句にプア化が進行!「資格投資プア」にご用心

10/12(木) 21:20配信

投信1

本来は少しでも収入アップにつながるように、あるいは雇用安定や就労機会を増やせるように、と資格取得に励むものではないかと思いますが、資格を取っても生かせない、お金を使っただけで終わってる「資格プア」なケースも少なくないようです。

そこで今回は資格プアに陥らない観点から、傾向と対策をまとめてみました。

資格プアの実例1

M美さんはいわゆる資格オタク。アロマ検定、介護士2級、食関係のソムリエ検定を数種、保育士、民間認定のカウンセラー資格も数種類という具合に10種以上の資格を取得しています。それらの資格を取るためにつぎ込んだ費用は大変な額。中には50万円以上の費用を突っ込んでとった民間資格もあります。書籍代、教科書代、学習CDなどもずいぶん買い込みました。

このほか、資格維持のための更新料、加盟協会への年会費の額もかなりの負担となっています。しかし、現状はそれらの資格をまったく生かせてはいません。

現在、民間資格であるカウンセラーの名刺を作って使用していますが、無名ゆえ、それで仕事が発生したことはまだ一度もありません。

目下の月収は販売員のパートで得る約10万円のみ。会社員の夫とは不仲で、別居を考えていますが、フリーランサーとして自活ができるかどうか、展望が持てないまま、日々が過ぎています。

資格プアの実例2

弁護士登録をしたK子さん。有名大学法学部で勉強し、司法試験に合格するまで、多額の費用をかけてきました。晴れて「士業」に就けたのに、弁護士としては開店休業状態が続いています。行き場もないため、目下、実家でひっそり過ごしています。 

どの仕事にも言えることですが、弁護士も登録をしただけでは食べていけません。先輩事務所に手弁当で通うなり、有償で机を置かせてもらうなりし、人の紹介を受け、自ら積極的に仕事をつなげていかなければ職業としての「士業」は成り立たないものです。

しかし、K子さんはそうした活動が苦手で、うまく人間関係を作っていくことができないのです。最初は何くれとなく親身になってくれた先輩たちも、「人を紹介しても、報告があるわけでもなく、礼を言うわけでもなく、かかわるだけ無駄か」と一人去り、二人去り…。年収数億円を稼ぐ企業の顧問弁護士もいる一方、登録はしたものの、K子さんのような無収入弁護士もいるのです。

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最終更新:10/12(木) 21:20
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