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食品輸出に特化 初展示会 青果、畜産、米売り込む JA全農

10/12(木) 7:01配信

日本農業新聞

 食品輸出に特化した日本初の展示会、“日本の食品”輸出EXPOが千葉市の幕張メッセで11日、始まった。約300社が参加し、輸出向け商品をPR。JA全農は、各JAの特産品を集めた“オールJA”体制で出展し、各国のバイヤーに青果や畜産、米を主軸に加工品まで幅広く売り込んだ。13日まで。

 全農は、青果では栃木県産梨「にっこり」を出品。「熱帯にない果実で、さっぱりした風味が東南アジアで受けている」と担当者。タイやマレーシアなどの富裕層に人気があり、高値で売れるという。加工品では、茨城県産茶葉を用いた「さしま粉末緑茶」が「簡単に使用でき、コーヒーチェーンなどの引き合いが強い」(担当者)とバイヤーの注目を集めていた。

 ホクレンは単独ブースでも参加し、香港に輸出する常温保存可能なロングライフ牛乳を出品した。「アジアのバイヤーの関心が強い。試飲も大変好評だった」とホクレン。9月に国内で発売した「ミルク苺(いちご)」「ミルク紅茶」なども売り込んだ。

 洋酒の製造販売を行うドーバー洋酒貿易(東京都渋谷区)は、国産農産物のリキュール4品(各700ミリリットル)を展示。桜、ユズ、抹茶、シソのエキスを用い、風味豊かに再現した。既に台湾、香港、スペインなどに輸出実績があり、「さらに展開を広げたい」と同社。

 展示会には世界66カ国・地域のバイヤーが参加。主催したリードエグジビションジャパンは、「食品輸出では生鮮の割合が拡大している。もうかる農業に向けて活用してほしい」と話した。

日本農業新聞

最終更新:10/12(木) 7:01
日本農業新聞