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内城小学校で能楽公演 一流の伝統芸能に触れる 和泊町

10/12(木) 14:02配信

南海日日新聞

 伝統芸能「能楽」の公演が11日、鹿児島県沖永良部和泊町の内城(うちじろ)小学校(太裕孝校長、児童45人)であった。体育館に能舞台が特設され、大阪の公益財団法人「大槻能楽堂」が能「土蜘蛛(つちぐも)」を披露。児童たちは一流の舞台芸術を間近に見て能楽の魅力を体感し、発想力を養った。

 公演は文化庁の「文化芸術による子どもの育成事業」の一環。優れた舞台芸術の鑑賞機会を設け、子どもたちのコミュニケーション能力や発想力を養い、将来の芸術家育成などにつなげる目的。9月に事前のワークショップも行われた。

 この日は演者22人、裏方7人の計29人が来島。同校の児童や職員のほか保護者、国頭(くにがみ)小の児童らも一緒に公演を鑑賞した。

 1部は、オープニングで内城小の校歌を能バージョンにアレンジして全員で合唱した後、能楽で使われる笛や太鼓などの和楽器をはじめ、能や囃子について詳しく学んだ。

 2部では児童が能面をかぶり、舞台での仮面の役割を知った。公演を鑑賞して能の持つ楽しさや、はかなさなどの魅力にも触れた。

 6年の女子児童は「能は自分の頭の中で想像力を働かせて見るものだと分かった。大阪に行く機会があれば、能楽堂に足を運んでみたいと思った」と話した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:10/12(木) 14:02
南海日日新聞