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パナソニック、欧州の冷蔵庫・洗濯機から撤退

10/12(木) 14:34配信

ニュースイッチ

現地メーカーに勝てず。調理・美容家電などに集中

 【独ヴィースバーデン=錦織承平】パナソニックは欧州の冷蔵庫と洗濯機の事業から撤退する方針を固めた。スロベニアの家電大手、ゴレーネに委託していた両製品の生産を終了した。同市場は独BSHやスウェーデン・エレクトロラックスといった現地メーカーが強く、シェアを拡大できなかった。ゴレーネへのビルトインキッチンの生産委託は継続する。冷蔵庫と洗濯機は中国、東南アジア、インドに経営資源を集中する。

 パナソニックの欧州事業は全体の47%を占める車載・産業用機器が成長をけん引し、かつて主力だったテレビを含む家電事業(エアコンは除く)は26%程度に低下している。今後、家電はデジタルカメラ、調理家電、美容家電を拡大して事業規模を維持する考え。

 同社はゴレーネと2013年に資本提携し、17年9月末時点で10%超を出資している。16年に出資を過半に増やして子会社化することを検討したが、断念している。冷蔵庫と洗濯機の販売は流通在庫がなくなり次第、終了する見通しだ。

 欧州市場の冷蔵庫や洗濯機は、家の造りや家具に合わせた製品が主流。このためパナソニックが得意とする省スペース技術などを生かしにくかった。ゴレーネを活用して欧州に合う高付加価値製品を投入して収益性を高める計画だったが、買収を断念したことで計画を見直した。

最終更新:10/12(木) 14:34
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