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めくるめくUberの権力闘争、まだまだ終わりませんよ。

10/12(木) 12:11配信

ギズモード・ジャパン

色々ありまして6月にCEOの座を失なったUber共同創業者のトラビス・カラニックですが、現在も取締役として会社には残っています。Uber自体は表向きには企業カルチャーを刷新しようと新CEOのもと頑張っているようですが、まだまだ元CEOであるカラニックは権力を求めて色々と動いているようです。

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独断で取締役を2人任命

「取締役としてのカラニックの権限を減らそうと取締役会が計画している」。そんな噂が語られるなか、The New York Timesによると、カラニックは突如として現CEOに相談もなく新しい取締役を2人、任命したのです。これによって11人で構成される取締役会の席はすべて埋まったことになります。自分の権限が削られそうになっている中、味方を取締役会に増やしたわけです(後に、席の数は17人に変更されました)。

これに驚いた現CEOダラ・コスロシャヒは社員にメッセージを送っています。Recodeが入手したものによると、メッセージにはプレスリリースにも含まれていた次のような声明が書かれていました。

Burns氏とThain氏のUber取締役会への任命はUberとその取締役会にとって完全に驚きです。これこそまさに、我々が全力でワールドクラスの企業ガバナンスを達成し、すべての従業員と株主が誇りに思える会社を作ろうとしている理由です。

「取締役員が2人に勝手に任命されちゃったけど、カラニックの独断だからね。我々はちゃんと統制の取れた良い企業目指そうね」というメッセージなわけです。

元CEO・カラニックの権限縮小

そしてその後、取締役会で投票され決定したのが、カラニックの権限縮小です。The New York Timesによると、Uberに初期に投資していたベンチャーキャピタルに与えられる“優先株”と、共同創業者であるカラニックが所有している特別な“クラスB株”には、通常よりも強い投票権が含まれていました。これを取締役会は剥奪したわけです(特別な投票権自体を廃止)。Uberの声明によるとこれは「株主間の公平さを実現するため」の決定とのこと。

しかしカラニックが完全に権力の座から落ちてしまったかというと、そういうわけではありません。前述の新取締役2名がカラニックと近いことを考えると、3人分の取締役会の権力を握っていることになります。

ちなみに取締役2名を任命するのにカラニックが行使した任命権は、その有効性をめぐって前述のベンチャーキャピタル・Benchmarkと裁判で係争中なんです。もうややこしいのなんの、です。

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