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ハースF1、サインツJr.のルノー移籍を喜ぶ「トロロッソを逆転するチャンスだ」

10/12(木) 12:32配信

motorsport.com 日本版

 ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、コンストラクターズランキングを争うルノーとトロロッソがシーズン途中にドライバーを交代するということが、自分たちに有利に働くことを願っている。

【写真】予選でクラッシュを喫したグロージャンのマシン

 今季のF1は残り4レースとなった。順調にポイントを稼いでいるフォースインディアはコンストラクターズランキングで4位をほぼ確実にしているが、それ以降の中団チームは順位を激しく争っている。

 現在、43ポイントを獲得しているハースはランキング7位。6位のトロロッソとは9ポイント差で、ルノーを1ポイントリードしている状態だ。日本GPでは、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンのコンビがそれぞれ8位と9位でフィニッシュし、ハースにとって今季2回目のダブルポイント獲得となり、ノーポイントに終わったトロロッソとの差を詰めた。

 日本GPの週末に、ルノーのジョリオン・パーマーがレース後にチームを離脱することを発表したことで、シーズン中にもかかわらずルノーとトロロッソのドライバーラインアップは大きく変更されることになる。

 ライバルであるトロロッソが獲得した52ポイントのうち、48ポイントを稼いだカルロス・サインツJr.がルノーに移り、トロロッソのラインアップが未だに不確定だということは、次戦アメリカGPがホームとなるハースにとって有利に働くとハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは考えているようだ。

「それが助けになることを期待している」とシュタイナーは語った。

「確かにサインツは良いドライバーであり、彼がトロロッソのポイントのほぼ全てを獲得している。(サインツJr.のトロロッソ離脱は)間違いなく我々にとって有利だ」

「(コンストラクターズランキング6位を獲得することについて)自信を持っているとは言わないが、やってみる」

「我々は懸命に取り組む。トロロッソに近づいているんだ、バトルはまだ終わっていない。私の考えではむしろ、まさに始まったところだ」

「厳しい戦いだ。私は彼らの前に出たいし、それはトロロッソも同じだ。ファンにとっても、その方が興味深いはずだ」

 ハースは、シーズン最終アップデートをホームレースに持ち込む予定だが、ラップタイムの劇的な向上は期待していないという。アップデートは、来季に向けたモノという意味合いが強いようだ。

「我々はオースチンに小さなアップデートを持ち込む。これがこのマシンに投入する最後のアップデートになる」と彼は語った。

「フロアを部分的に改善する。だが小さなものだ。0.5秒速くなるようなものではない」

「自分たちに何ができるか、試してみる必要があるからそうするんだ」

 今シーズンのハースは神経質な挙動のマシンに苦しみ、レースごと、あるいはセッションごとのパフォーマンスの変化に悩まされてきた。

 マレーシアGPでは暑いコンディションに苦しめられたものの、それより気温が低い日本GPでははるかにパフォーマンスが向上した。

「自分たちが速いのか遅いのか、わからないチームがたくさんある」とシュタイナーは述べた。

「それは大部分がタイヤに関係している。寒くなれば、タイヤを機能させるのが簡単になるようだ。それがかなり影響している。それにハイダウンフォースのトラックにおいて、我々のマシンの空力はベストではない」

Lawrence Barretto

最終更新:10/12(木) 12:32
motorsport.com 日本版