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フェラーリ、チーム改変の一環で品質管理の専門家を起用。なおトラブルの原因は現在も調査中

10/12(木) 12:56配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリはチーム改変の一環で品質管理の強化を図っており、新たにマリア・メンドーサという女性スタッフを起用し、この業務を担当させることを決定した。

【写真】ベッテル、得意の鈴鹿で痛恨のリタイア。「チーム批判は間違っている」と語った

 金属および化学薬品の専門家であるメンドーサは2012年からフィアットで働いており、最近ではフィアット・クライスラー・グループでサプライヤー・クオリティ・パワートレインEMEAのトップを務めていた。

 フェラーリの会長であるセルジオ・マルキオンネは、チームに対し品質管理を向上させるよう強く命じている。チームのテクニカルディレクターであるマッティア・ビノットはかつてこの部門で仕事をしていた。

 日本GPの週末、ビノットは今ではそこで変化が起きていると語った。

「すでに計画されていることだが、我々は品質管理の部門を改善することを検討しなければいけない」

「今後この部門は強化されていくだろうし、すでに何らかの方法でそうされている。それが我々の会長が意味していた変化ということだ」

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、シンガポールではクラッシュに巻き込まれ、その後のマレーシアと鈴鹿ではエンジントラブルに見舞われてしまった。その結果ドライバーズランキング首位のルイス・ハミルトン(メルセデス)との差が59ポイントまで広がり、今年のタイトル獲得の望みは薄れてしまった。

 マルキオンネ会長は今週の初めに、59ユーロ(約7847円)のスパークプラグのトラブルにより、ベッテルは日本GPでリタイアすることを余儀なくされたことを嘆いた。

 イタリアの番組『Class CNBC』によるインタビューで、マルキオンネはこう話した。

「何百万ユーロもするマシンに影響を与えるなんてばかげている」

「それほど重要なことではなかったので、我々は長いこと品質管理を軽視していた。今となってはパフォーマンスに打撃を与えたシーンを少なくとも3度も見てしまったが、我々はこの問題を解決できるはずだ」

 なおフェラーリは、現在もスパークプラグのトラブルの原因を調査中である。

Franco Nugnes

最終更新:10/12(木) 12:56
motorsport.com 日本版