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初の五輪狙うフィギュア無良崇人 26歳、岡山拠点に集大成へ

10/12(木) 23:15配信

山陽新聞デジタル

 フィギュアスケートで初の冬季五輪出場を目指す無良崇人(洋菓子のヒロタ、翠松高出)が、グランプリ(GP)シリーズのスケートカナダ(27~29日)に出場する。「年齢的に五輪を本気で狙うのはこれが最後だと思う」。9月下旬の今季初戦の結果を踏まえ、ショートプログラム(SP)の変更を決断した26歳が集大成のシーズンに本格突入する。

 五輪代表選考条件の世界ランクにも関わるGPシリーズはロシア杯(20日開幕)を皮切りに全6戦。無良は第2戦のスケートカナダと第6戦のスケートアメリカ(11月24~26日)に参戦する。

 今季1戦目となったUSインターナショナルクラシック(米国)は不本意なトータル205・38点の7位に終わった。SP(5位=77・44点)の出遅れを重く受け止め、「より自分らしく滑れるもので挑戦したい」。GPシリーズから、昨年の全日本選手権で90点台を出すなど高い評価を受けたフラメンコの“再演”を決めた。

 今月初旬に渡米。SPの技と技のつなぎやステップの精度を高める一方、フリーの「オペラ座の怪人」も細かな振り付けを手直しするなどバージョンアップに努める。

 代表争いにほとんど加われなかった前回のソチ五輪。トップ選手の中でもベテランの域に達したが、持ち前のダイナミックな4回転ジャンプに加えて表現力を磨き、演技の安定感は増した。

 2児の父で、自らスポンサーを見つけて岡山を拠点に力を伸ばしてきた。これまでの多くの支えに対し「五輪で恩返ししたい」。その思いは日増しに強くなっている。

最終更新:10/12(木) 23:15
山陽新聞デジタル