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なぜ、僕たちは「600億もかかる政治家の人間ドラマ」を見せつけられるのか…こんな衆院選おかしくない?

10/12(木) 17:31配信

BuzzFeed Japan

今回の解散総選挙そのものがおかしくないかーー。そんな署名集めが始まっている。声をあげた思想家・東浩紀さんは、とにかく怒っていた。「なんで600億円も税金を投入して、誰と誰がくっついたとか、政治家の人間ドラマを見せられないといけないのか。国難召喚選挙と呼びたい」【石戸諭 / BuzzFeed Japan】

この選挙はおかしい

《なんで600億円も税金を投入して、誰と誰がくっついたとか、政治家の人間ドラマを見せられないといけないのか。こんな選挙はおかしい。》

インタビューが始まるなり、こう語ったのは思想家の東浩紀さんだ。

東さんは、9月28日に解散が決まった直後、9月30日に署名サイト「チェンジオルグ」でこんな署名集めを始めた。

2017年秋の総選挙は民主主義を破壊している。「積極的棄権」の声を集め、民主主義を問い直したい
集まった署名は5000人を超えた(10月12日現在)。すごく多いとも言えないが、決して無視していいという数でもない。

ちなみに、署名とともに、こんな声も集まっている。

「投票に行かないやつなんてダメだ」「意思表示を放棄してどうなる」--。

この批判も想定内?東さんは口を開く。

《大人なら選挙に行かなければいかないという発想が思考停止だと思うんです。

逆に問いたいんです。

今回の解散で、日本の民主主義にとって何かプラスになることはありましたか?

僕はたんに棄権しろって言いたいわけではなく、こんな選挙は認めたくないと言っているんです。

まず、今回の解散は、安倍晋三首相が、いま選挙をしたら勝てるという理由でされたものだと思っています。

だから、今回の選挙で解散してまで国民に問いたいことがあるのかよくわからない。

解散前よりおかしくなってる

そして、現状の政治状況は解散前よりおかしくなっている。

いま、起きていることは政策論争なんかそっちのけの政局話ばかりですよね。

安倍政権が、自分たちに有利だからという理由で解散を決めたと思ったら、野党は政策や歴史的な積み上げを一夜で崩壊させて、風を求めて、右往左往する。

これは悪すぎるポピュリズムです。

この国の政治は自分たちの都合ばかり優先して、理念や政策の積み上げというものをまったく重視していないことがわかりました。

後世の歴史に、こんないい加減な選挙があったが、それに怒った人たちがいるということを残したい。署名の意味はここにあります。》

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最終更新:10/12(木) 17:31
BuzzFeed Japan

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