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ホークス柳田CS絶望的 「どうなるか分からない」荷物整理 今後も筑後でリハビリ

10/12(木) 11:03配信

西日本スポーツ

 右脇腹痛で戦列を離れている福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(29)のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(18日開幕)出場が絶望的となった。9月20日の日本ハム戦で負傷し、全治3週間の見込みと診断されたが、3週間がたった現在もいまだにバットを振ることができず、1週間後の復帰の見通しは立たない状態。工藤公康監督(54)は「ギリギリまで待つ」としながらも主砲の不在も覚悟している。チームはCSに向けて、11日に全体練習を再開した。

【写真】あぁ惜しい~ 柳田のスライディングキャッチ、わずかに及ばずボールがこぼれた瞬間

 CSに向けて再始動したチームの輪に加われなかった。紅白戦が行われているヤフオクドームから柳田が大きな荷物を運び出した。工藤監督と面談し、荷物整理をして球場を後にした。CSまであと1週間。負傷から3週間たっても、バットを振れないのが現状だ。

 「まだまだなので。早く治ればいいけど、現実的にはいつになるか分からない。どうなるか分からないので、荷物を整理しました」

 バットなどの野球道具に加えて私物も全て引き揚げ、ロッカーを空にした。リハビリでようやくダッシュをできるまで回復したが、スイングの再開時期は見通せていない。ロッカー整理はCSでの復帰が絶望的であることを示していた。

 9月20日の日本ハム戦でスイングした際に右脇腹を負傷。翌21日に札幌市内の病院で全治3週間と診断された。同28日に福岡市内の病院で受けた追加検査でも同様の診断をされたが、まだ痛みが残るという。今後も筑後のファーム施設でリハビリを行う予定だ。

 3割、30本塁打をマークし、3年連続で最高出塁率のタイトルを獲得するなど、文字通り打線を引っ張ってきた柳田。1週間後に迫るCSでの不在は、チームにとって極めて重い。工藤監督は「(不在を)想定しないと駄目だよね。打撃をやっていない状態だから」と現実を受け入れた上で「彼がいるだけで相手チームには全然違うプレッシャーになる。本人とは『ギリギリまで待つからね』という話はした」と、この日の面談の中身を明かして、一筋の期待を込めた。

 一方で首脳陣は紅白戦で柳田不在を想定した準備を着々と進めた。外野では主力級の中村晃、上林に加え、吉村、江川、塚田、長谷川勇、城所を呼び、競争をあおった。藤本打撃コーチは「(柳田が)おらんのはすごく痛いけど(復帰を)期待して駄目というより、帰ってきたらラッキーぐらいに思わないと。次の日本シリーズまで、何とか(CSを)勝ってつないでいかないと」と説明した。

 CSの先には日本シリーズもある。勝ち進むことで柳田のポストシーズン復帰のチャンスも広がる。歴代5位の94勝を挙げたホークスが、底力を問われるCSに挑む。

西日本スポーツ

最終更新:10/12(木) 12:05
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