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「脚の状態はずっと良い」とロッシ。右コーナーの多さに苦戦を覚悟も、もてぎ戦に全力

10/12(木) 21:51配信

motorsport.com 日本版

 8月下旬、トレーニング中のアクシデントで右足を骨折したヤマハのバレンティーノ・ロッシ。そのロッシは、わずかな療養期間を経てアラゴンGPから戦線に復帰。苦戦が予想されたにもかかわらず終始上位を走り、5位でフィニッシュした。

東京・丸の内KITTEに展示された、ヤマハの歴代マシン

 それから3週間。ロッシは今週末、ツインリンクもてぎで行われる日本GPに挑むことになる。身体の状態はアラゴンGPの際よりもかなり良くなっているものの、ロッシはもてぎのコースに苦労するかもしれないと考えている。

「もてぎには多くの右コーナーがある」

 そうロッシは語る。

「僕にとってアラゴンは良かった。フィリップアイランドのように、左コーナーが多いからね。ここ(もてぎ)では、僕は少し苦労することになるかもしれない」

「ハードブレーキも難しい。脚の力が衰えているので、肩に力を入れなきゃいけないんだ」

「アラゴンの後2~3日は、僕は痛みを感じた。だから残念なことに、脚から助けを得ることがあまりできないんだ。でも、僕らは様子を見てみなければいけない」

「問題ないことを祈っている。体調に関しては、アラゴンの時よりもずっと良いからね」

 ロッシはもてぎに向けて通常のトレーニングをすることができないために、体調を完璧に整えることができないと付け加えた。

「脚の状態もずっと良くなっている。まだいくらか痛みは残っているけど、それでも状態は良くなっているから、バイクに乗ることはできると思う」

「確かに僕は万全の状態じゃない。トレーニングについても修正する必要がある。でも、それほど悪くないと感じている」

「残念だけど、いつもと同じような準備作業をすることはできない。僕は走れないから、何か他のことをしなきゃいけないんだ。残りのレースについても同じだろう」

「明日どうなるか見てみよう。アラゴンの週末は、とても良い感じだった。問題は週末の後、月曜日と火曜日だったんだ」

 ロッシは今回の負傷によってレースを欠場したこともあり、ポイントランキングトップのマルク・マルケス(ホンダ)に56ポイント差をつけられている。今季残りは4レース。最大でも100ポイントしか獲得できない。そのためヤマハは、ロッシのチームメイトであるマーベリック・ビニャーレスに期待をかけている。ビニャーレスのマルケスとのポイント差は28だ。

 ビニャーレスの手助けをするよう、チームから指令が下っているかと尋ねられたロッシは、次のように答えた。

「現時点ではノーだ。通常、ヤマハはチームオーダーを出さない」

「でも、チャンピオンシップを大きく左右することになれば、状況は異なる。非常に接近した戦いだった場合、チームオーダーが出る可能性はある」

「非常に興味深い状況だ。3つのファクトリーチーム(ヤマハ、ホンダ、ドゥカティ)には、それぞれ速い”セカンド”ライダーがいる。そしてタイトルを獲るために、ファーストライダーを手助けすることができるだろう。さてどうなるか、様子を見てみよう」

Valentin Khorounzhiy

最終更新:10/12(木) 21:51
motorsport.com 日本版