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トキと味わう島の食 レストランバス佐渡市内初運行

10/13(金) 10:00配信

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 2階建てバスで景色を楽しみながら、料理を味わう「レストランバス」が、佐渡市で初めて運行された。島内外から訪れた約100人が乗車し、佐渡産食材をふんだんに使ったコース料理を堪能した。乗客は食事の合間に、市内の漁港などに立ち寄り、生産者と交流した。

 新潟の食文化発信に取り組む「ピースキッチン新潟」が企画、佐渡観光協会が主催した。バスは6~9日の4日間で計6回運行し、市内の料理店のシェフ5人が日替わりで乗車した。レストランバスは、県内では2016年4月に新潟市で初めて運行されたのを皮切りに、長岡や県央地域でも走っている。

 初日となった6日は、旅館「浦島」(窪田)の総料理長、阿部広さん(49)が佐渡産食材100%の和食を乗客14人に振る舞った。道中ではトキと遭遇するなど、乗客は佐渡ならではの風景を楽しみながら、料理を味わった。

 生産者と交流できるのもレストランバスの魅力の一つ。一行は立ち寄った水津漁港で漁師から漁の仕方や旬の魚を教わった後、朝に取れたばかりのマグロとタラの刺し身を試食。臭みのない身と、とろけるような食感に歓声が上がった。

 その後車内では、水津漁港で水揚げされたノドグロ(アカムツ)の料理が出された。生産者の苦労を知った後だっただけに、乗客には笑顔が広がった。

 長岡市の公務員男性(25)は「佐渡の海産物の豊富さに驚いた。生産者の顔が見えて、より料理がおいしくなった」と笑顔を見せた。

 佐渡観光協会とピースキッチン新潟によると、来年以降も佐渡で運行する予定だという。