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ニホンウナギ新規記載 静岡県版レッドリスト改訂

10/13(金) 8:29配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県は12日、絶滅の可能性がある静岡県内の野生生物の種をまとめた一覧表「静岡県版レッドリスト」を改訂したと発表した。改訂は2003年以来、14年ぶり。県内で確認される野生生物1万2859種のうち、絶滅危惧種は619種で全体の4・8%に当たる。ニホンウナギやマツタケなどが絶滅危惧種としてリストに新規記載された。

 ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い「1A類」はアカウミガメ、ヤマトイワナ、ベッコウトンボなど106種。1A類に次いで危険性が高い「1B類」はニホンウナギ、ヤマセミ、ゲンゴロウなど204種だった。絶滅の危機が増大している「2類」はマツタケ、ライチョウ、オニバスなど309種。

 静岡県はニホンウナギの県版レッドリストへの新規記載の理由について「個体数減少や生息環境状況を踏まえた」(自然保護課)としている。ニホンウナギは環境省が2013年、国際自然保護連合(IUCN)が14年、それぞれ絶滅危惧種に指定していた。

 今回の県版レッドリストは09~16年度に希少野生動植物を中心にした調査結果を基に作成。関係機関による効果的な保護対策や県民の理解促進に結び付ける。また、17年度中に策定する県生物多様性地域戦略の基礎資料として活用するほか、18年度には「県版レッドデータブック」を発行する。

静岡新聞社

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