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Linux基本コマンドTips:【 ifconfig 】コマンド――ネットワークインタフェースを設定する

10/13(金) 8:00配信

@IT

 本記事は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。ネットワークインタフェースの設定を表示、変更する「ifconfig」コマンドです。

ifconfigでネットワークインタフェースを停止後、起動したところ

●ifconfigコマンドとは?

 「ifconfig」コマンドはネットワークインタフェースの設定状況を表示したり、設定を変更したりするコマンドです。

 古くから使われているコマンドですが、現在は「ip」コマンドへの移行が進んでいます。

――
●ifconfigコマンドの書式
ifconfig [オプション] [インタフェース]
ifconfig インタフェース [アドレスファミリー] 操作オプションまたはアドレス
※[ ]は省略可能な引数を示しています。
――

インタフェースに続いて「アドレスファミリー」を指定するとTCP/IP(デフォルト)以外のプロトコルを解釈できる。指定できるのはinet(TCP/IP)、inet6(IPv6)、ax25(AMPR Pakcet Radio)、ddp(Appletalk Phase 2)、ipx(Novell IPX)、netrom(AMPR Packet radio)。


●ifconfigの主なオプション(表示)

短いオプション 意味
-a 停止(down)しているものを含め、全てのインタフェースを表示する
-s インタフェースの通信状況を簡潔に表示する

●ifconfigの主なオプション(操作)

up インタフェースを起動する
down インタフェースを停止する
add インタフェースにIPアドレスを追加する
del インタフェースからIPアドレスを削除する
metric 値 インタフェースのメトリック値を設定する
mtu 値 インタフェースの最大転送単位(MTU)を設定する
netmask アドレス インタフェースのネットマスクを設定する
tunnel アドレス IPv6 over IPv4トンネルを作成する
hw ether アドレス MACアドレスを設定する

●インタフェースの状態を表示する

 「ifconfig」で現在のネットワークインタフェースの設定を表示します(画面1)。ipコマンドの「ip addr」に相当します。

 「ifconfig -a」では停止しているものも含め、全てのインタフェースを表示します。「ifconfig インタフェース」では、指定したインタフェースだけを表示します。

 通信状態を簡潔に表示するには「ifconfig -s」とします。「-a」と同時に指定したい場合は「ifconfig -a -s」のようにします。

――
●コマンド実行例
ifconfig
(現在の状態を表示する)
ifconfig eth0
(eth0の状態だけを表示する)
ifconfig -a
(全てのインタフェースの状態を表示する)
ifconfig -s
(通信状態だけを簡潔に表示する)
――

●インタフェースを起動、停止する

 インタフェースを起動するには「ifconfig インタフェース up」、停止するには「ifconfig インタフェース down」とします(画面2)。実行にはroot権限が必要です。

 ipコマンドの「ip link set インタフェース up」と「ip link set インタフェース down」に相当します。

――
●コマンド実行例
ifconfig インタフェース up
(指定したインタフェースを起動する)
ifconfig インタフェース down
(指定したインタフェースを停止する)
――

●インタフェースにIPアドレスを設定する

 インタフェースにIPアドレスを割り当てるには「ifconfig インタフェース IPアドレス」のように指定します(画面3)。このとき、指定したインタフェースが自動的に起動します。実行にはroot権限が必要です。

 変更ではなく追加、削除したい場合は「ifconfig add インタフェース IPアドレス」「ifconfig del インタフェース IPアドレス」とします。

――
●コマンド実行例
ifconfig インタフェース IPアドレス
(インタフェースにIPアドレスを割り当てる)
ifconfig add インタフェース IPアドレス
(インタフェースにIPアドレスを追加する)
ifconfig del インタフェース IPアドレス
(インタフェースからIPアドレスを削除する)
――

●筆者紹介
○西村 めぐみ(にしむら めぐみ)
PC-9801NからのDOSユーザー。PC-486DX時代にDOS版UNIX-like toolsを経てLinuxへ。1992年より生産管理のパッケージソフトウェアの開発およびサポート業務を担当。著書に『図解でわかるLinux』『らぶらぶLinuxシリーズ』『はじめてでもわかるSQLとデータ設計』『シェルの基本テクニック』など。2011年より、地方自治体の在宅就業支援事業にてPC基礎およびMicrosoft Office関連の教材作成およびeラーニング指導を担当。

最終更新:10/13(金) 8:00
@IT

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