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62歳・室田淳が「日本オープン」最年長予選通過記録を更新

10/13(金) 17:45配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(13日)◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(岐阜)◇7180yd(パー70)

【画像】ちゃんちゃんこ代わり? 還暦の誕生日に赤色ウェアでプレーする室田淳

室田淳が大会の最年長予選通過記録を更新した。今年7月に62歳。初日4オーバー88位タイと出遅れながら、第2ラウンドで5バーディ、3ボギーの「68」をマークし、通算2オーバー46位タイ。前年大会で自身が作ったレコード(61歳80日)をさらに伸ばした。

前週のシニアツアー「日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」は風邪で2日目の朝に棄権。「今週はせっかく出られるチャンスだから。こっちに知り合いも多いから会いに来たよ」という室田は、9月の最終予選会を通過して今大会に出場した。「おれも“終わり”だからね」と笑ったが、若々しく雨上がりのコースをかっ歩した。

初日にテストした1Wを封印し、この日はエースモデルでプレーした。「ティショットにひどいトラブルがなかった」と2打目以降で勝負し、後半13番では5mを沈めてこの日5つ目のバーディ。「僕の飛距離は250、260ydくらいだから。飛ぶ人はポイントを絞るのが難しいけど、(自分は)曲がらなければフェアウェイに行くと思ってやっているよ」。距離の長いパー4が多い難セッティングに苦労しつつも、前年の記録を62歳79日に塗り替えた(詳細な記録が残る1985年以降。ツアー記録は杉原輝雄の68歳311日)。

新記録への達成感は「全然ない。今、知ったよ。去年も聞いた? 覚えてない」と笑い飛ばす。「予選通過で何かが出るの?賞金がもらえるだけでしょう」。それでも「ちょっとでも話題になればいい。きょう一緒に回ったのは大学2年生(片岡尚之)と、45歳の宮本勝昌。私、62歳。3世代が一緒に回ったんだ」とプロゴルフの魅力を味わい、自ら体現した。

週末に進む前にやることがある。「ホテル取らなきゃ。きょうはおうちに帰るつもりだったんだけどな」。鉄人に老け込む様子はない。(岐阜県関市/桂川洋一)