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ドルトムント、ホームで迎えるライプツィヒ戦 通常の2倍以上の警察官動員

10/13(金) 14:11配信

ISM

 現地時間14日(以下現地時間)に行なわれるドイツ・ブンデスリーガ第8節で香川真司所属のドルトムントがホームにライプツィヒを迎える。昨シーズン、ピッチ外で大騒動が起きた両チームの試合を前に警察は万全の態勢を整えているようだ。

 2月4日に同じくドルトムントのホームで行なわれた一戦では、一部のドルトムントサポーターが、ライプツィヒファンに石やボトルを投げつけるなどの暴挙に及び、警察官も負傷。スタジアムではライプツィヒの選手や関係者を前に軽蔑的なチャントや横断幕が掲げられた。警察は計214件を立件し、内168件については刑事告訴にまで繋がる事態となった。

 この騒動で、ドルトムントは罰金と2万4454人収容の南スタンドの立ち見席を1試合閉鎖という処分を受けた。

 ライプツィヒは2009年に設立。オーストリアの億万長者であり、エナジードリンクメーカー「レッドブル」の共同設立者が当時5部だった地元のチーム「SSVマルクランシュテッド」を買収し、自社ブランドとして「RBライプツィヒ」と改名した。昨季初のトップリーグ参戦を叶えると、チャンピオンズリーグ出場権も手にしたが、金の力で強くなった、企業色があまりにも強すぎる、伝統に欠けた“既製品”と揶揄され、ライバルファンには嫌われている。

 今回の対戦を前にドルトムントのファングループの1つは「我々にとってサッカーがどういうものなのかを見せよう! 情熱、忠誠心、自由、成熟したファン文化は金で買えるものではないと見せよう!」との文面を公開。ライプツィヒへの対抗心を知らしめようとメンバーへ呼びかけた。

 14日の試合では、通常の2倍以上の警察官が職務にあたる見込み。責任者は「我々の任務は、『ファン』と呼ばれるに値しない暴力的な人間や犯罪者から、ドルトムントとライプツィヒのサッカーファンを守ることだ。何としてでも犯人を告訴するために全力を尽くす」と述べた。

 ドルトムントは6勝1分の負けなしでクラブ史上最高の走り出しを見せており、ピッチ外の問題が選手たちのプレーに影響しないことを願いたいところ。ピーター・ボス新監督は「流れはあっという間に変わるものだ。我々はこれからも十分に取り組み続けなければならない」と話している。(STATS-AP)

最終更新:10/13(金) 14:12
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