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【日本オープン】出遅れ61位 石川遼「ヘタになった」発言の真意

10/13(金) 14:01配信

東スポWeb

 男子ゴルフの国内メジャー第3戦「日本オープン」初日(12日、岐阜関CC=パー70)、石川遼(26=CASIO)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で2オーバーの61位と出遅れた。米ツアーの出場権を失った入れ替え戦の直後には自ら「ヘタになった」と口にしたが、本当に石川の力が落ちてしまったのだろうか? 首位には6アンダーで小平智(28=Admiral)と浅地洋佑(24)が並んだ。

 1番パー4でバーディーを奪う順調なスタートを切った石川は、その流れに乗ることはできなかった。2番以降はパーを重ねて迎えた8番パー4の第1打はOB。このホールをダブルボギーとすると、最後まで立て直せなかった。

 これまでは米ツアーで苦戦しても日本ツアーに戻れば、すぐに結果を残してきた。一昨年は国内初戦の「ANAオープン」(9月)でいきなり優勝。昨年は腰痛による休養で5か月ぶりのトーナメントとなった「日本プロ」こそ予選落ちしたものの、2戦目の「KBCオーガスタ」(8月)を制した。

 まだ初日を終えただけとはいえ、予選突破に向けて崖っ縁と苦しいスタート。本当に「下手」になってしまったのだろうか。石川に疑問をぶつけると発言の真意をこう説明した。

「米ツアーで戦ううちに、ショットもアプローチも試合で使うバリエーションが減っていた。練習でも遊び心がなくなって、同じ球筋ばかり。試合中、無理にやる必要はないけど、普段やっていないと、いざ必要になったときに焦ってしまう」

 状況に合わせてドローやフェード、ショットの高低を打ち分けるのが石川のスタイル。かつて何度も見せた林からグリーンをとらえるようなミラクルショットも、ある意味ではその延長線上にある。「他の選手と違うゴルフをしていても日本では“ドヤ”って感じでいられたけど、米ツアーでは他の選手と同じことをしよう、自分をきれいなマルにしようとしてしまった。それは自分のゴルフではない」

 すべてを平均的にこなせる優等生を目指した結果、自身の持ち味が消えてしまった状態。それを石川は「下手」と表現したわけだ。「優勝争いの興奮が好きで、そのためにゴルフをやっている。今は自分が勝てると思える場所で戦うのが大事。米ツアーが勝てると思える場所になるようにレベルアップしたい」

 まずは今大会、手に汗握るV争いに加わるため、石川らしいゴルフで上位追撃を狙う。

最終更新:10/13(金) 14:06
東スポWeb

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