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江原翁の遺徳しのぶ 沼津、東京・麻布中1年生300人

10/13(金) 9:14配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 明治時代に静岡県東部の産業や教育の振興に力を尽くした江原素六翁(1842~1922年)が創立した麻布中(東京都港区)の1年生約300人が、沼津市西熊堂にある江原翁の墓を訪ね、遺徳をしのんだ。

 生徒らは、地元で活動する江原素六先生顕彰会(土屋新一会長)が企画した墓前祭に出席した。7クラスの代表が順に墓に水をかけ、花を手向けた。平秀明校長は墓前で「江原先生を介してつながる本校と沼津のえにしがますます太くなってほしい」とあいさつした。

 一行は墓の近隣の市明治史料館や記念公園にも足を運び、顕彰会員との交流や展示の見学を通じて、江原翁の業績に触れた。

 墓を訪れるのは初めてという男子生徒(12)=東京都大田区=は「立派な墓所を見て、地元の方々に尊敬されていることがよく理解できた」と語った。

 同校の墓参は江原翁が亡くなった22年から。第2次大戦中に一時中断したが、76年以後は毎年実施している。

静岡新聞社