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電動パワーステアリングシステム世界市場、2025年に8220万台に拡大を予測

10/13(金) 15:00配信

レスポンス

矢野経済研究所は、電動パワーステアリング(EPS)システムの世界市場の調査を実施し、その結果を発表した。

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調査は今年5~9月にかけてEPSシステムメーカーや部品メーカーなどを対象にヒアリングなどを行った。

調査結果によると2016年のEPS世界市場規模はメーカー出荷数量ベースで5000万台、EHPS(電動油圧パワーステアリング)が370万台で、合計5370万台だったと予想。今後も燃費規制の厳格化やADAS(先進運転支援システム)搭載車への普及を要因として世界市場でEPSの搭載が進むと見られており、特にEPSの搭載が遅れていた北米や中国で今後の伸びが見込まれる。

また、EHPSは、より燃費効果の高いEPSの高出力化に伴い、今後は縮小傾向になると予測する。2016年は370万台の見込みだが、2025年には190万台程度まで需要が低減すると予想する。

2016年のEPS市場をタイプ別でみると、コラムアシストタイプ(コラムタイプ)が市場の過半数を占める。中期的には低コストのコラムアシストタイプが、小型車の多い中国、アジア地域を中心に需要が拡大すると予測する。一方で、大型車へ搭載される高出力EPSや、制御回路を2系統化した冗長設計のEPSが登場している。

長期的には自動運転時を想定したEPSが求められており、こうしたハイエンドとコスト重視のローエンドといった、市場における2極化が進んでいくと予想する。

EPS市場の需要予想では2020年に6650万台、2025年には8220万円にまで増えると予想。EHPSは2020年に290万台、2025年に190万台と予想する。合計した世界需要は2020年に6940万台、2025年8410万台となる見込み。

《レスポンス レスポンス編集部》

最終更新:10/13(金) 15:00
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