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ATRがJACの鹿児島~沖永良部線で実施したATR 42-600型機の体験搭乗レポート

10/13(金) 11:37配信

Impress Watch

 フランスのターボプロップ機メーカーのATRは10月11日、鹿児島空港で関係者と報道向けにATR 42-600型機の体験搭乗を行なった。搭乗対象になったのは鹿児島と沖永良部を結ぶJAC(日本エアコミューター)のJC3803/JC3804便(往復)。ここでは、関連記事「ATR、CEO クリスチャン・シェーラー氏が来日会見で競合への優位性を強調」で同社がアピールした、機内の快適さや機窓からの景色についてレポートする。

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 なお、この路線はボンバルディア DHC-8-Q400型機でも運航しているので、狙ってATR 42-600型機に乗りたい場合は予約時に機種を確かめておく必要がある。

 今回の体験搭乗は定期便で実施しており、関係者や報道以外にも一般の乗客がいたため、ATR 42-600型機機内の詳しい様子については、関連記事「JAC、全48席の新鋭機『ATR 42-600』型機の機内を公開。関係者を招いてお披露目式」と「天草エアライン、2016年1月に運航を開始する『ATR42-600(みぞか号)』を披露」を参照してほしい。

 今回は往路が座席7B(通路側)、復路が2D(窓側)だった。それぞれどの辺りなのかはJACのWebサイトでシートマップを見ていただくとして、機内のほぼ中央に位置する座席7Bは、確かに騒音があまり気にならなかった。厳密に言えば、エンジン始動時や離陸時はそれなりに大きな音がするものの、それはジェット旅客機も同じで、巡航高度に達してしまうと気にならなくなる。巡航高度が低いため、そうなるまでの時間も短い。ただ、復路の座席2Dは真横にプロペラが見える席だったため、7Bよりも静粛性は低かった。

 座席のシート幅は18インチ(約45.7cm)。JAL(日本航空)国内線「JAL SKY NEXT」のエコノミークラス準拠とのことで、シート幅や座り心地の印象もよく似ている。

 ボンバルディア DHC-8-Q400型機との違いを感じたのは機窓からの眺めで、Q400はエンジン部にメインギアを格納するため、膨らみが大きくその分視界が遮られがちだが、ATR 42-600型機はメインギアを胴体下部から展開する構造なので、エンジン部の膨らみが控えめになっている。どちらも眼下の景色はよく見えるが、より遠くの景色を見やすいのはATRだろう。

トラベル Watch,編集部:松本俊哉

最終更新:10/13(金) 11:37
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