ここから本文です

パレスチナ、国民和解政府に統合 10年の分裂に終止符へ

10/13(金) 7:55配信

産経新聞

 【中東支局】パレスチナ自治政府主流派ファタハと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは12日、和解成立を発表した。パレスチナ全体の統治は12月1日までに、「国民和解政府」に引き継がれると表明。10年におよぶ分裂に終止符が打たれるか注目される。

 ハマスは2006年のパレスチナ評議会(議会)選で圧勝し、翌年ガザ地区を武力制圧。ヨルダン川西岸地区との分裂は自治政府のアッバス議長が政府代表として国際社会と交渉する上でのアキレス腱(けん)となってきた一方、ガザもハマスをテロ組織と位置付けるイスラエルの封じ込め政策などを受け、電力不足などの深刻化が指摘されていた。

 ハマスは9月17日、ファタハとの対話に応じ、ガザの行政機構を解体すると発表。今月3日には自治政府のハムダラ首相が分裂を解消する決意を表明した。

 今回の和解文書にはハマス軍事部門の取り扱いは盛り込まれていない。イスラエル高官は地元紙に「ハマス武装解除」など国際合意の順守が重要と指摘した。

最終更新:10/13(金) 8:39
産経新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ