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女子ゴルファー・畑岡奈紗の米ツアー参戦に師匠の中嶋常幸が太鼓判

10/13(金) 14:00配信

デイリースポーツ

 女子ゴルフの畑岡奈紗(18)=森ビル=が今年も女子ゴルファー日本一を決める日本女子オープンで優勝を果たした。アマチュアで優勝した昨年に続く大会2年連続Vは“レジェンド”樋口久子が76、77年に達成して以来40年ぶりの快挙だった。

 試合は畑岡の圧勝だった。最終日は通算13アンダー単独首位でスタート。相当な重圧があったと思うが、8バーディー、1ボギーの65で回り、公式戦72ホール最少ストロークを更新する通算20アンダーでぶっちぎりの逃げ切りV。改めて非凡な能力を証明した。畑岡はその前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでも優勝。日本女子オープン制覇は2週連続の優勝でもあった。

 これを受けて、ジュニア育成機関ヒルズゴルフトミーアカデミーで畑岡を育てた師匠の中嶋常幸(62)が、愛弟子の来季米ツアーでの活躍に太鼓判を押した。畑岡は今季から主戦場に置いた米ツアーで18試合に出場して予選落ちが11回と散々だったが、米ツアーを1年経験したこと、どん底状態から日本女子オープンで復活優勝を遂げたことで、心身ともに来季は飛躍の可能性があるという。

 「まず、日本女子オープンの優勝ね。テレビで見ていたけど、思ったのは、顔つきや目つきが本当にプロらしくなったということ。最終的には20アンダーいくんだという目標に突き進む意志の強さを感じたね」

 こう愛弟子の成長に目を細めたが、その理由にも触れた。

 「飛距離を取り戻すために、アカデミーでやっていたバット振りを一生懸命やったらしい。バットを振って飛距離が戻ってきたことは大きい。あとは足が太くなった。かなり鍛えたんだろうね」

 今季の米ツアーではシードを取れず、来季の参戦は11月末の予選会を突破できるかどうかにかかっているが「オレは9割方アメリカでやると思ってる」と米ツアー参戦を前提として、来季の活躍の根拠を説明してくれた。

 「今年はすべてが初めての経験だった。コースも初めてだったし、移動の大変さや、拠点を持たずにホテル生活をしたのも初めて。何から何まで全部自分でやらないといけない状況も初体験だったと思う。来年はそれが改善されるだろうからね。1回出たコースはマネジメントも分かるし、移動の大変さを考えて、出場試合を絞ることもできる。今回の日本女子オープン優勝で、アメリカでのサポート態勢がよくなるかもしれない。何よりゴルフがよくなっている。米ツアー優勝はより現実味を帯びてくるよね」

 AONとして一時代を築いたレジェンドの言葉は重い。まだ国内シーズンは残っているが、来季米ツアーでの畑岡の快進撃を期待したい。(デイリースポーツ・松本一之)

最終更新:10/13(金) 14:36
デイリースポーツ