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坂本龍馬の肖像画初公開 袴姿で立つ姿、没後150年の節目に投宿していた京都材木商「酢屋」で

10/13(金) 12:18配信

産経新聞

 今年で没後150年となる幕末の志士、坂本龍馬(1835~67年)が投宿していた京都市中京区の材木商「酢屋」で、龍馬の肖像画が13日、初めて公開され、龍馬ファンたちが詰めかけた。

 肖像画は幅約0・6メートル、縦約1・8メートルの掛け軸。袴(はかま)姿で立つ龍馬が描かれている。作者や制作時期は不明だが、毎年、誕生日と命日の11月に酢屋の子孫の自宅に掲げてきた。大政奉還150年に合わせ、初めて一般公開した。

 龍馬は慶応3(1867)年6月、「船中八策」を発案した長崎からの船旅後、酢屋に投宿。大政奉還に向けて策を練り、各藩と交渉を行ったが、同年11月、近くの醤油(しょうゆ)商、近江屋で暗殺された。

 滞在した部屋は「ギャラリー龍馬」として公開されており、肖像画とともに龍馬が姉の乙女にあてた手紙も展示されている。酢屋十代目の中川敦子さんは「大政奉還に向けて国を変えたいと奔走した龍馬の思いを感じてもらえれば」と話した。

 肖像画の公開は15日まで。予約制で入場料一般600円。問い合わせは酢屋((電)075・211・7700)。

 ■酢屋 初代・酢屋嘉兵衛が現在の京都市中京区の地で創業し、約290年続く材木商。幕末には坂本龍馬をはじめ、多くの海援隊隊士の投宿先となっていた。慶応3(1867)年6月、龍馬は2階の部屋で姉の乙女に宛てて、大政奉還が近づいたことを喜ぶ長文の手紙を書いた。出格子からピストルの試し撃ちをしていたとも伝えられる。この部屋はギャラリーとして公開されている。

最終更新:10/13(金) 12:18
産経新聞

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