ここから本文です

(朝鮮日報日本語版) 著書で天安爆沈否定、国会で答弁求められた韓国首相秘書官

10/13(金) 10:09配信

朝鮮日報日本語版

 12日、国会政務委員会の国務調整室・首相秘書国政監査では、首相室所属のチョン・ヒョンゴン市民社会秘書官(局長級)の国家保安法違反の前科が問題になった。チョン・ヒョンゴン秘書官は建国大学占拠籠城(ろうじょう)事件の時、利敵団体登録などで1987年と97年の2回、国家保安法違反で実刑判決を受けて服役した。

 野党・自由韓国党のキム・ジョンソク議員はチョン・ヒョンゴン秘書官に「大韓民国の正統性を認めるか」「自由民主主義と市場経済原則の憲法価値を順守するか」と質問した。また、チョン・ヒョンゴン秘書官が共同執筆した書籍『天安艦を問う』を見せて「(韓国海軍哨戒艦)『天安』は爆破されて沈没したのではないと書いているが、どう考えているのか」と問いただした。チョン・ヒョンゴン秘書官は大韓民国の正統性や憲法の価値については「認めて順守する」と答えたが、著書に関連することについては「絶対に答弁しなければならないものか…学術的に書いた論文に対する部分であり、今は国政監査の場なので少々困惑する。私の考えを知りたいなら別途報告する」と答えた。

 与野党は同日、済州島南西部・江汀村の海軍基地建設を阻止し、工事を遅延させている市民団体などを対象に、政府が起こした損害賠償請求訴訟(求償権行使)を取り下げるかどうかを巡っても問題になっている。大統領府は、政府が求償権行使を放棄するという一部報道に対して「事実と違う。政府がロードマップを作ることではない」と釈明したが、野党議員は「ムン・デリム大統領府制度改善秘書官がインタビューで『毎週、関係部処(省庁)会議を直接主管している』と答え、首相室が提出した資料にも『8月21日に会議をした』と書いてあるのに、なぜ(政府は主導していないと)とぼけているのか」と問い詰めた。これに対して洪楠基(ホン・ナムギ)国務調整室長は「単に撤回問題が話し合われているのではなく、実質的な統合と確執修復につながる対策を互いに協議している」と答えた。

最終更新:10/13(金) 10:09
朝鮮日報日本語版

Yahoo!ニュースからのお知らせ